つるの剛士、「スーパーGUTS」奇跡の全員集合に感涙!「ウルトラマンダイナ」25周年イベントが開催

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つるの剛士、「スーパーGUTS」奇跡の全員集合に感涙!「ウルトラマンダイナ」25周年イベントが開催

8月29日(月)まで池袋のサンシャインシティで開催中の「ウルトラヒーローズ EXPO 2022 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ」(略称:ウルサマ)。8月2日には、25周年を迎えた「ウルトラマンダイナ」で主人公のアスカ・シン役を演じたつるの剛士をはじめ、木之元亮、布川敏和、斉藤りさ、加瀬信行、丈、山田まりやら共演のキャスト陣と、当時制作に携わった小中和哉監督と、八木毅監督(当時は助監督)が登壇した、「スペシャルナイト」イベントが開催された。つるのが感極まって涙を流すと、ほかのメンバーから「つるちゃん泣くの早すぎ!」とツッコまれた。

ウルサマは、7月に放送が開始されたシリーズ最新作「ウルトラマンデッカー」や、大ヒットを記録した映画『シン・ウルトラマン』(公開中)の関連フォトスポットが展示されたり、大迫力のステージショーが行われたりと、連日大盛況だ。今年は、大人気を博した平成ウルトラマンシリーズ「TDG」(ティガ・ダイナ・ガイア)の25周年というアニバーサリーイヤーということもあり、つるのが貯蔵する「ウルトラマンダイナ」関連の貴重な品も展示され、大いに盛り上がりを見せている。


【写真を見る】つるの剛士ら豪華ゲスト陣が登壇
【写真を見る】つるの剛士ら豪華ゲスト陣が登壇

最初につるのが「君だけを守りたい~アスカの歌~」を熱唱し、当時演じたアスカ・シンそのままに変身ポーズを決めると、ウルトラマンダイナも登場。オープニングからの派手な演出に会場が熱狂するなか、「スーパーGUTS」のメンバーがやってくると、割れんばかりの拍手に包また。

久しぶりに勢ぞろいしたメンバーたちは、スクリーンに映しだされた思い出のシーンに一喜一憂しながら、クロストークで会場を盛り上げる。続いてスペシャルゲストとして、スーパーGUTSのマスコット的存在であるハネジローも登場。この日、登壇衣装でもハネジローのTシャツを着ていたつるのは、旧友の登場に「めっちゃうれしいな~」と笑顔を見せる。当時ハネジローにそっくりな猫を飼っていたというつるのは、ハネジローが登場しなくなる回を演じる際、寂しさのあまり本当に泣いてしまったというエピソードも明かし、会場を沸かせた。

また、放送当時から時間が経ったいまだからこその打ち明け話も披露したゲスト陣。つるのは、放送開始前の制作発表会見に、あまりにもラフな格好で参加してしまったエピソードを明かし「なにも知らなかったから!ある意味、アスカ丸出しで来ちゃった」と、演じたキャラクターを思わせる当時の行動を笑い話に変えた。

様々なお題についてクロストーク
様々なお題についてクロストーク

木之元は「ダイナの現場に来ることが楽しみで仕方なかった。それぐらいすばらしいメンバー、すばらしい現場だった」と述懐。つるのも「撮影時にはそれぞれに控室が分けられていたが、結局はいつもみんなで一緒にいた」と明かすと、全員が大きくうなずきあう。布川も「当時もそうだけど、いま集まっても、その時の再現みたいな感じ」と変わらないメンバーの絆を強調した。

続いて当時制作に携わった小中、八木両監督を迎え、『ウルトラマンダイナ』の名シーンを再現。当時監督を務めた小中は「25年経ったけど時間を感じない。変わらないね」としみじみ語ると、助監督を務めていた八木も「クライマックスのシーンの撮影前に円陣を組んだことや、最後の『ラジャー!』が感慨深かった」と当時を振り返った。すると、いつの間にか25年前と同じ隊服姿に早着替えしたつるのが、ウルトラマンダイナと共に登場すると、会場はこの日一番のどよめきと大きな拍手に包まれた。

最後に、山田が「胸がいっぱいで、幸せです」、丈が「感無量です。こみあげてくるものがあります」、加瀬が「みんなで集まれたことがとにかくうれしいです」、斉藤が「世界中の方々にダイナのメッセージが届いていることを感じました」、布川が「『ウルトラマンダイナ』に参加できたことが宝物。これからもダイナを応援してください」、木之元が「キャストもスタッフも同じ方向を向いて取り組んだ。これからもウルトラマンのファンの1人として応援していきたい」と、それぞれが作品への熱い想いやファンへの感謝を語った。

時を経ても愛し続けられる作品に感無量だったゲスト陣
時を経ても愛し続けられる作品に感無量だったゲスト陣

オープニングに引き続き、涙をこらえ切れない様子のつるのは「僕のなかで『ウルトラマンダイナ』はずっと続いていて、みんなが健康でまた会えたことが本当にうれしい」と感激しきりで、ファンに対しても「もしかしたら当時生まれていなかったり、まだ小さかった方々も集まってくれたかと。お会いできて本当にうれしいです。次は30周年ですね!」と力強く締めくくった。

文/山崎伸子

※斉藤りさは現在芸能活動を引退、今回のイベントは特別出演となった。

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