『キングダム2 遥かなる大地へ』監督&原作者による見どころコメント到着!劇中カットも一挙公開
公開28日間で観客動員数263万人、興行収入37.5億円を突破した『キングダム2 遥かなる大地へ』(公開中)。このたび、同作の佐藤信介監督と原作者、原泰久が見どころを紹介するコメントと、大量の場面カットが到着した。
原は、本作の主人公で、誰よりも速く先頭を突っ走る信について「山崎賢人くんは本当に信ぽいと思います。前作の時にも感じていましたが、今作では『もうこれはいよいよ信だな』と(笑)。『1』の時は巻き込まれていくキャラクターだったのが、『2』は漂の死を受け止め自ら戦場に出ていく姿に、中心がドスンと重くなった印象を受けました。賢人くん自身も身体が分厚く、顔つきも男らしくなっていて、前作以上に成長した信がそこにあり一段とカッコ良かったですね!」と、演じる山﨑賢人に全幅の信頼をコメントで寄せた。
続いて今作から登場した羌瘣(清野菜名)に関して、佐藤監督は「清野さんは口で説明できないくらい絶妙な羌瘣を作り上げてくださいました。羌瘣がリアルにいたとしたら、きっとこんな感じなんだろうと思わされましたし、羌瘣の持つ悲哀やドラマを目の前で見せてもらいました。」と、清野が持つ表現力を絶賛する。
さらに一癖も二癖もある千人将・縛虎申(渋川清彦)について、佐藤監督は「『イカれたヤツ』と言われていますが、彼には彼なりに一本筋が通っていて曲がっていない。滅茶苦茶に見えるかもしれないけれど、ちゃんと想いを果たす。それが縛虎申の真の姿なんです。渋川さんが明確に演じてくれたことによって、縛虎申の貫かれたストーリーが伝わってきました」とコメント。
そして今作の総大将、麃公(豊川悦司)と、王騎(大沢たかお)に関して、原は「麃公はもっともっと見ていたいくらいにカッコよかった!ビジュアルは勿論ですが、王騎との最後のシーンが大好きです。王騎は出演シーンこそ多くないかもしれませんが、『1』よりもさらに物理的に体が大きくなられていて本当に凄かった。信と王騎が話しているシーンは、“大将軍と話をしている”という事で、原作では王騎をかなり大きく描いて誇張していましたが、映画でもそう見えたのが衝撃的でしたね」と語る。
この他、主要キャラクターである嬴政(吉沢亮)と河了貂(橋本環奈)、今作から登場し信、羌瘣と伍を組む仲間たちのコメントなどを映画公式サイトにて公開。コメントを抑えつつ、あらためて映画を楽しんでみてもらいたい。
文/サンクレイオ翼