小日向文世、窪田正孝らが新たに出演決定!『湯道』“あの音楽”が流れる特報映像も到着

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小日向文世、窪田正孝らが新たに出演決定!『湯道』“あの音楽”が流れる特報映像も到着

第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(08)の脚本を手掛けた小山薫堂が、2015年に提唱し、日本の文化“お風呂”について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」。それを完全オリジナル脚本で映画化した『湯道』(2023年2月23日公開)より、新たに小日向文世、生見愛瑠、角野卓造、窪田正孝の出演が明らかとなった。

【写真を見る】440年、十六代続く家元の精神を継承する「湯道会館」のセット
【写真を見る】440年、十六代続く家元の精神を継承する「湯道会館」のセット[c]2023映画「湯道」製作委員会

構想約7年の歳月を経て映画化する本作でメガホンを取ったのは「HERO」、「マスカレード」シリーズを手掛ける鈴木雅之。メインキャストとして主演の生田斗真、共演の濱田岳、橋本環奈が、一癖も二癖もある常連客として、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明が出演することが発表されており、豪華キャストの共演に話題を集めていた。

そしてこのたび第3弾として解禁となったのは4名。「お風呂」が唯一の趣味で、「湯道会館」にて、湯の作法と素晴らしさを学ぶ定年間近の郵便局員、横山正には、「コンフィデンスマンJP」シリーズなどでおなじみの小日向。妻と娘二人の女系家族の中、肩身の狭い想いをしながらも、退職金で自宅に檜風呂を作りたいと夢見る横山を哀愁漂わせながら、魅力的に演じる。そんな横山の退職金で自らの卒業旅行を計画する横山家の次女、舞香に生見、そして、「湯道」第十六代の家元、二之湯薫明を角野卓造が、威厳とユーモアたっぷりに演じている。さらに、家元、薫明の内弟子の梶斎秋には窪田正孝が扮し、慎ましくも精悍な表情の浴衣姿から身体を張った入浴姿まで魅力全開に演じる。

映画化発表の際、史朗と悟朗の銭湯「まるきん温泉」が、京都松竹撮影所内に190坪を越える広さで制作されたことも話題になっていた。そしてなんと、二之湯薫明が弟子たちに湯の道を説く「湯道会館」のセットも150坪のスタジオ内に誕生。色づいた紅葉の庭、その紅葉が美しく反射した檜の湯舟。洗練された湯道具に、壁には「湯道」の根幹にある精神、湯は心を温めるためにある事を意味する「湯道温心」の掛け軸が飾られている。茶道や華道にも通じる、日本の和の文化が凝縮されたかのような「湯道会館」のセットは必見だ。

また、お風呂が沸いたときの“あの音楽”で始まる特報映像は解禁に。「熱っ!」と湯舟から真っ赤な裸で飛び出したかと思えば、兄弟喧嘩を始める史朗(生田)と悟朗(濱田)。銭湯「まるきん温泉」の開店準備をする看板娘いづみ(橋本)に、自宅の風呂で涙する横山、ワイングラスで湯を汲む温泉評論家の太田(吉田)。そして、湯舟にしっかり浸かる梶など、湯を愛する一癖も二癖もある登場人物たちの日常がコミカルに描かれます。さらに、温泉と言えばお馴染みの湯に浸かっている猿の姿に、全身泡まみれの厚切りジェイソン演じるアドリアンの姿も。銭湯、温泉、五右衛門風呂…と様々なお風呂が一堂に会する、『湯道』に“どっぷり浸かれる”映像となっている。


亡き父の遺した古びた銭湯「まるきん温泉」を巡って反発し合う兄弟、事情を抱えつつ明るく働くヒロイン、まるで湯気のように立ち上り、湯のように流れていく常連客たち、そして、湯を通して人生の豊かさを見出す「湯道会館」の人々。様々な人間模様を描いた『湯道』を観て、身も心も温まってほしい。

文/サンクレイオ翼

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