ヴェネチア国際映画祭、2人のオスカー女優が黒ベルベットで美の競演！

8月31日から9月10日まで開催されたヴェネチア国際映画祭の2日目、『ブルージャスミン』(13)でアカデミー賞主演女優賞、『アビエイター』(04)で同助演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットと、『アリスのままで』(14)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアという、2人のオスカー女優が黒ベルベットで美の競演を果たした。

「WWD」「Daily Mail」などによれば、『Tár』のプレミアで、主役としてレッドカーペットを歩いたケイト・ブランシェットは、スキャパレリの黒地にデコルテラインのカラフルな花飾りが華やかな、くびれが際立つワイドパンツのジャンプスーツという装い。

また本年度の審査員長を務めたジュリアン・ムーアは、アルマーニ・プリヴェのシンプルながらも、ウエストまで切り込まれたプランジネックの胸元が特徴の黒いドレスという装いで、ともに黒。さらに素材のベルベットも同じだったが、ベテラン女優の貫禄と実力を備えた2大女優は、お互いに引けを取ることなく堂々とレッドカーペットで美の競演を果たした。

ケイトは、同日日中のフォトコールでも、裾のピン留めが斬新な、ベイビーブルーのロクサンダのカジュアルなパンツルックという装いで登場。またジュリアンは、前日の『White Noise』のプレミアとオープニングセレモニーには、ヴァレンティノのレオタードのインナーに、ブラックベースのカラフルなシアー素材のマントドレスという斬新かつセクシーな装いで、ファッショニスタぶりを見せつけた。

文/JUNKO