『ONE PIECE FILM RED』が9週連続No.1!相葉雅紀主演『“それ”がいる森』が初登場
10月1日と10月2日の全国映画動員ランキングが発表。この週末から第5弾入場者プレゼントの配布を開始した『ONE PIECE FILM RED』(公開中)がまたしても首位をキープ。これで8月6日の公開から9週連続でトップを走り続けている。
『ONE PIECE FILM RED』旋風は10月も続く!圧巻のV9達成
今週の動員ランキングは『ONE PIECE FILM RED』が土日2日間で観客動員27万3000人、興行収入3億4200万円を記録。公開8週目だった前週はそれぞれ25万9000人と3億5800万円だったので、興収は微減となった反面、動員数では対比105%と、公開から2か月近くが経ったとは思えない伸びを見せている。
これで累計成績では観客動員1169万人、興行収入は162億4700万円に到達。10月15日(土)から配布の第6弾入場者プレゼント、10月29日(土)から配布の第7弾入場者プレゼントで、さらにこの記録を伸ばすことだろう。まだまだ『ONE PIECE FILM RED』旋風に終わりは見えない。
一方、2位には3週連続で『沈黙のパレード』(公開中)がランクイン。こちらも好調な興行を続けており、土日2日間で16万5000人、興収2億1400万円を記録。累計成績では動員142万人を突破。興収も20億円に迫っている。また前週3位に初登場した『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』(公開中)も順位をキープし、累計成績は動員46万人、興収5億円を突破している。
相葉雅紀主演ホラー&阿部サダヲ×水田伸生監督タッグ作が初登場!
相葉雅紀が8年ぶりに映画主演を務め、「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」シリーズを手掛けた中田秀夫監督とタッグを組んだホラー作品『“それ”がいる森』は4位に初登場。土日2日間で動員9万9000人、興収1億2400万円を記録し、初日から3日間では動員12万9000人、興収1億6500万円に到達。初動成績では中田監督が手掛け最終興収23.4億円を記録した『事故物件 恐い間取り』(20)に及ばないものの、まずまず好調な滑りだしを見せた。
また6位には、イギリス映画『おみおくりの作法』(13)を阿部サダヲと水田伸生監督のタッグで再映画化した『アイ・アム まきもと』(公開中)がランクインし、永野芽郁が主演を務めた『マイ・ブロークン・マリコ』(公開中)は惜しくも11位スタート。そして公開19週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』(公開中)は今週も7位に入り、累計興収130億円を突破。『ボヘミアン・ラプソディ』(18)の興収131.1億円まで目前に迫っている。
以下は、1~10位までのランキング。(10月1日・2日)
1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『沈黙のパレード』
3位『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢見る・お子さまランチ』
4位『“それ”がいる森』
5位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
6位『アイ・アム まきもと』
7位『トップガン マーヴェリック』
8位『ヘルドッグス』
9位『HiGH&LOW THE WORST X』
10位『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』
今週末には、2020年10月期に放送され人気を博したテレビドラマの劇場版『七人の秘書 THE MOVIE』(10月7日公開)や、ドリームワークス・アニメーションの最新作『バッドガイズ』(10月7日公開)などが控えている。
※「デリシャスパーティ・プリキュア」と「夢見る・お子さまランチ」の「・」はハートマークが正式表記
文/久保田 和馬