木村拓哉主演『レジェンド＆バタフライ』豊臣秀吉役に音尾琢真、徳川家康役に斎藤工の出演が決定！

織田信長と、謎に包まれたその正室であり、帰蝶の別名を持つ濃姫の知られざる物語を描く超大作『レジェンド＆バタフライ』が2023年1月27日(金)より公開される。信長役を木村拓哉が、濃姫役を綾瀬はるかが演じるが、新たに豊臣秀吉役の音尾琢真、徳川家康役の斎藤工の出演情報が解禁。インパクト抜群のビジュアルとともに、木村演じる信長の新規カットも加わり、戦国時代の三英傑が集結した。

「コンフィデンスマンJP」シリーズなどを手掛けてきた古沢良太が脚本を務め、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとる本作は、織田信長とその正室である濃姫の知られざる夫婦の物語を描くエンターテインメント作品。権威を振りかざす信長と、臆さぬ物言いで対抗する濃姫。敵対する隣国同士の政略結婚という最悪の出会いをはたした2人は、今川義元の大軍との戦いを機に強い絆で結ばれ、やがて“天下統一”へと向かっていく。

音尾演じる木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉は、信長と対照的な「陽の活力に満ちた、エネルギッシュな成り上がり者」。そんな秀吉像にぴったりであると白羽の矢が立った音尾だが、歴史的に有名でこれまで名だたる俳優たちが演じてきた「秀吉」を自身が務めることに最初はプレッシャーを感じていたといい、「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」と、大友組の現場でのメイクへのこだわりの一端も明かした。秀吉の鼻には特徴的なイボイボが施され、眉毛など細部にわたる作りこみによって音尾“秀吉”の独特の魅力が感じられる。

斎藤演じる徳川家康は、のちに豊臣秀吉から天下を奪う戦国武将でもあり、「どっしりとした、懐の深い“柔”の存在感で信長とわたりあえる俳優」としてキャスティングされた。斎藤も「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことができました」と撮影を振り返っている。本人の面影がほとんど見えない驚きのビジュアルは、“目”以外の顔部分すべてに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとのことで、体形にまでも手が加えられた仕上がりとなっている。撮影が進み現場が更なる熱を帯びるに従い、「家康」という人物の捉え方も撮影前とは別のものに変化していったそうだが、「奇策のような私の家康を、木村“信長”様は『ようやく来たか、家康』と、当たり前の様に私の背中を押してくださいました」と現場での一幕も明かし、斎藤“家康”独自のキャラクターの完成度に自信を匂わせている。

また信長の新規カットを加えた三英傑集結のビジュアルには、木村演じる信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、音尾演じる秀吉の朗らかで親しみやすい表情、斎藤演じる家康のまとう不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。

秀吉と家康が、新たな織田信長と濃姫の物語にどのように交わり合っていくのかにも注目が集まる本作。戦乱の世を駆け抜けた人間たちの生き様が壮大なスケールで描かれる本作。その続報にも乞うご期待！