本編ノーカット30分拡大版で！『君の名は。』10月に金曜ロードショーで放送決定

新海誠監督3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の公開を記念し、10月28日(金)の金曜ロードショーで、同監督の大ヒット作『君の名は。』(16)を本編ノーカットで放送することが決定した。

2016年に公開された『君の名は。』は、新海監督の描き出す繊細な世界観と、予想を覆すストーリー展開が大きな反響を呼び、歴代興収5位(邦画歴代3位)となる250.3億円を記録。海外でも各国で大ヒットし、国内外の映画賞も席巻した。当時、『秒速5センチメートル』(07)、『言の葉の庭』(13)などで注目されていた新海の名前を、一躍世界に轟かせたの。

本作で描かれるのは、夢の中で入れ替わる少年と少女の恋と奇跡を描くファンタジー。本来は出会うはずのなかった2人の想いが重なる時、奇跡が起こっていく様子が映しだされる。入れ替わってしまう高校生、立花瀧と宮水三葉を演じたのは、神木隆之介と上白石萌音、作画監督に安藤雅司、キャラクターデザインに田中将賀など、最高峰のキャスト、スタッフが集結し、世界の違う2人の隔たりとつながりから生まれる”距離”のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描き出した。また、RADWIMPSが担当した音楽も話題となり、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、「前前前世」をはじめとする主題歌も大ヒットを記録している。

何度観ても、みずみずしい感動を与えてくれる『君の名は。』。ノーカット放送ということで、21時～23時24分と、金曜ロードショーの枠を30分拡大しての放送となる。『すずめの戸締まり』を観る前に、本作でひと足早く新海誠ワールドを存分に堪能しよう。

文/山崎伸子