赤ちゃんと一緒に気兼ねなく映画を楽しめる「ベイビー クラブ シアター」がスタート!
TOHOシネマズが、“子育てをするすべての方”を対象に、赤ちゃんと一緒に気兼ねなく映画を楽しんでいただきたいという想いを込めた「ベイビー クラブ シアター」というサービスを11月24日(木)よりスタートさせる。
同社では2003年より、子育てしながらでも映画を鑑賞しやすい環境を提供するため、本サービスを展開。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による小さなお子さまへの影響も鑑みて、2020年4月より実施を見合わせていた。このたび、同サービスの再開を希望する観客の声や現状の感染状況、およびSDGsへの取り組みとして、サービス名称を「ベイビー クラブ シアター」と変更したうえで、再スタートさせることとなった。
鑑賞環境の配慮としては、赤ちゃんを抱きながら移動する、赤ちゃんに安心してもらえるという理由から、映画館内の照明を通常より明るくしている。また、赤ちゃんを驚かせないように、映画の音量も通常より小さめにしつつ、赤ちゃんの体調を考え、冷暖房の空調設定も調整。鑑賞中はベビーカーの保管もしてもらえる。
このサービスは、六本木ヒルズ、日本橋、池袋、立川立飛、ららぽーと横浜、仙台、ららぽーと磐田、赤池、なんば、セブンパーク天美、西宮OS、ららぽーと福岡、熊本サクラマチと、全国のTOHOシネマズ13劇場にて実施される。
上映作品は、『君の名は。』(16)、『天気の子』(19)に続く、新海誠監督3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』(11月11日公開)で、まさに音響の良い映画館で鑑賞するのにふさわしい1作といえそうだ。なお、11月24日以降は毎月1回、原則木曜日に実施されるので、子育て中の映画ファンの方々は、ぜひチェックしていただきたい。
文/山崎伸子
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