『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』プレミアが胸熱!リアーナが楽曲提供をサプライズ発表

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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』プレミアが胸熱!リアーナが楽曲提供をサプライズ発表

マーベル・スタジオ劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(11月11日公開)のワールドプレミアが、10月27日(現地時間10月26日)にアメリカ・ロサンゼルスで開催。レティーシャ・ライトたちキャストやスタッフが、ブラックパンサー役を演じた亡きチャドウィック・ボーズマンへの想いと本作の魅力を語り合った。

本作は、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』(18)からつながる物語。国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が迫る。ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリ(レティーシャ・ライト)たちは、この危機に立ち向かっていく。

シュリ役のレティーシャ・ライト
シュリ役のレティーシャ・ライト[c]Marvel Studios 2022

多くのファンやキャスト、スタッフに愛されたボーズマンは、2020年に病のため他界。そのニュースは世界中を深い悲しみに包んだが、ボーズマンの想いを受け継ぎ、スタッフ、キャストが一丸となって作品を完成させた。

超文明国ワカンダの技術開発を担う天才科学者で、本作で重要な役割を担うシュリ役のレティーシャ・ライトをはじめ、ワカンダを守る戦士オコエ役を演じるダナイ・グリラ、ティ・チャラの母でワカンダの女王であるラモンダ役のアンジェラ・バセット、スパイのナキア役を演じるアカデミー賞女優のルピタ・ニョンゴ、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に深く関わるであろう注目のキャラクター、アイアン・ハートことリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン、前作を手掛けてアカデミー賞7部門にノミネートさせたライアン・クーグラー監督など豪華メンバーが集結した。


【写真を見る】今後のMCUで要注目!リリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン
【写真を見る】今後のMCUで要注目!リリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン[c]Marvel Studios 2022

プレミア会場の入口には、まるで“ワカンダ”へ続く道を守っているかのように、ワカンダの戦士ドーラ・ミラージュたちの姿が。ブラックパンサーと言えば紫のイメージということで、前作のプレミアに続きパープルカーペットが敷かれた会場には、4年ぶりの続編に心躍らせたファンが大勢集まり、なかにはキャラクターのコスプレをしている熱狂的なファンの姿も。満を持して豪華キャスト陣が登場すると、大歓声に包まれる。

ブラックパンサーを想起させる黒くてスタイリッシュなアレキサンダー・マックイーンの衣装で登場したレティーシャ・ライトは「夢が実現したんです。コスプレをする人たちが集まってくれて、すごく興奮しているのが分かり、とても意味のあることだと思いました」と感無量の様子だった。

ナキア役のルピタ・ニョンゴ
ナキア役のルピタ・ニョンゴ[c]Marvel Studios 2022

シルクの豪華な衣装で登場した監督のネックレスには、亡きボーズマンの姿が。ダナイ・グリラとアンジェラ・バセットは高貴な紫のドレス、ルピタ・ニョンゴは白のドレスで登場した。

「これから皆に初めて見てもらうのでドキドキしているから、チャドウィックのことばかり考えます。彼ならどう思うだろう?って。『どう思う?』と聞いてみたいです」と監督が語るように、皆が主人公の不在という前代未聞の出来事を乗り越え、完成を迎えられたことの喜びとともに、ボーズマンへの想いを語る場面も見られた。

ライアン・クーグラー監督の首元にはチャドウィックが!
ライアン・クーグラー監督の首元にはチャドウィックが![c]Marvel Studios 2022

プレミアにはMCU作品で人気を博すシャンチー役のシム・リウなどマーベルの仲間たちも参加し、この日を迎えた一同に祝福の言葉をかけたていた。また、音楽面でも評価が高い『ブラックパンサー』だが、本作のオリジナルサウンドトラックのリードシングルとして、リアーナが歌う「Lift Me Up」が発表された。プレミアには、長い手袋がアクセントとなったグレーのスパンコールドレスをまとったリアーナ本人も登場し、一段と大きな声援を浴びていた。

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