『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』プレミアが胸熱!リアーナが楽曲提供をサプライズ発表
<キャストコメント>
●レティーシャ・ライト(シュリ役)
「本当に光栄なことだと思います。私たち家族が一緒になって、本当に美しいものを作る機会を得たと思っています。だから、私はチーム全員、キャストとスタッフ全員を心から誇りに思っています。夢が実現したんです。コスプレをする人たちを見ていると、その姿に感動します。人々が集まってきて、とても興奮しているのが分かりますよね。だからすごく意味のあることなんです。シュリだけでなく、思い出した人も一緒になって、母娘で悲しみに苦しむ様子を探る良い機会です。この作品は多くの人に共感され、多くの人がそこから成長することができると思います」
●ライアン・クーグラー監督
Q:チャドウィックの死を乗り越え、今夜のプレミアを迎えることができたいまの気持ちはいかがですか?
「友人を失った喪失感を克服するという意味で、“乗り越える”という言葉は使いません。この映画を作るために、私たちは多くのことを乗り越えてここまでやってきました。そして、とても満足感を感じています。しかし、仕事はまだ終わっていません。まだ誰にも見せていないので、人々の感想はまだわかりません。ワクワク、ドキドキ、胃の中の蝶々という感じでしょうか。でも、チャドのことをたくさん考えています」
Q:チャドウィックに何か言いたいことはありますか?
「どう思う?と、彼がなにを考えているのか聞いてみたいです」
Q:映画を楽しみにしている日本の『ブラックパンサー』ファンへメッセージをお願いします。
「日本のファンの皆さんには、ぜひ映画を観ていただきたいと思っています。この映画にはたくさんの魅力があると思います。たくさんの想い、たくさんのユーモア、たくさんのアクションが。なによりも、映画で楽しい時間を過ごすことができると思ので、楽しんでもらえたらと」
●ルピタ・ニョンゴ(ナキア役)
「チャドウィック・ボーズマンがいない今、この作品に戻ってくることは特別な瞬間です。私たちは彼に敬意を表し、彼を念頭に置いてこの映画を作りました。ですから、私たちは彼を連れています。そして、私たちが作ったのと同じような愛と寛容さで受け止めてもらえることを願っています」
●アンジェラ・バセット(ラモンダ役)
Q:チャドウィックの死を乗り越えて、今晩ワールドプレミアを迎えられたいまの気持ちはいかがですか?
「私たちは(映画の完成を)お祝いするためにここにいるのです。チャドウィックが望んでいたことだと思います。そして、彼もまた、この映画を祝福してくれていると思います」
Q: もし今日、チャドウィックと話せるとしたら、彼になにを伝えたいですか?
「愛しています、きょうだい。私たちを支えてくれてありがとう。私たちの背中を押してくれて、美しい映画を作る力を与えてくれてありがとう」
●シム・リウ(『シャン・チー』シャン・チー役)
Q:チャドウィックの死後、この映画を完成させたキャストに、なんと伝えたいですか?
「彼の遺志を尊重してくれてありがとうと言うしかないでしょう、彼の物語とその続きに立ち会えることを非常に光栄に思っています」
Q:日本のファンへの簡単なメッセージと、本作の見どころをお願いします。
「日本のファンの皆さんへ、私自身だけでなく、MCUの映画へのサポートにとても感謝しています。アクションもすごいけど、『ブラックパンサー』のストーリーは僕の心のなかにあるものです。もちろん、チャドウィックの遺産はすべてを覆っていますし、この物語に名誉がもたらされることに、本当に興奮しています」
文/山崎伸子