”チームゴリラ”を率いるマ・ドンソクのプロデューサーとしての活躍ぶり。「PUBG」ショートムービーからドラマ、ハリウッドリメイクまで
圧倒的な肉体を活かしたハードなアクションはもちろんのこと、“マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)”という愛称が示すように、チャーミングな魅力を武器に、マーベル映画『エターナルズ』(21)に出演するなど大活躍のマ・ドンソク。
主演最新作『犯罪都市 THE ROUNDUP』(公開中)ではプロデューサーとしても名を連ね、自身の魅力を盛り込みまくった、トム・クルーズばりのセルフプロデュース能力を発揮している。そんな彼の製作者としての一面を掘り下げていきたい。
運営する制作プロダクションの名前は「チームゴリラ」
多くのハリウッドスター俳優たちと同じように、自らのプロダクションを運営しているマ・ドンソク。その名はズバリ「チームゴリラ」。脚本開発など映画の企画・制作を行うこの集団は『無双の鉄拳』(18)、『悪人伝』(19)といったドンソク主演作を手掛け、例えば『ファイティン!』(18)の主人公には、マ・ドンソクとリンクするアメリカ育ちという設定を盛り込み、イキイキとしたキャラクターを作り上げた。さらには「番外捜査」などのドラマシリーズでもヒットを連発してきた。
ドンソクにとってプロデューサー業初挑戦となったのが、人気ゲーム「PUBG」のプロモーション・ショートムービー『PUBG Ground Zero』(21)。刑務所を舞台にした短編で、マ・ドンソク演じる拘束着を着せられ独房に入れたれた男が、暴動を引き起こすというものだ。何十人という囚人を1人でなぎ倒していく豪快な姿や、あまりの強さに囚人が怯えてしまうというギャグ、過去の共演者のキャスティングなど、短編ながらドンソクのエッセンスがたっぷりと盛り込まれた。
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