二宮和也、『ラーゲリより愛を込めて』スノーカーペットを闊歩!中島健人はゴールドドレスの北川景子をエスコート
二宮和也が主演を務める映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)のスノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶が11月8日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、二宮をはじめ、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が登壇。雪景色を思わせる真っ白なカーペットを華やかな装いで闊歩した。
第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)にて不当に抑留され捕虜となりながらも、生きることへの希望を捨てなかった山本幡男の壮絶な半生を描く本作。
メンバーが階段上にズラリと姿を現すとちょうど心地よい風が吹き始め、スモークバブルが美しく舞うなかでイベントがスタート。二宮はデニム地のスリーピーススーツに蝶ネクタイを結んで笑顔。ブラックのスーツで決めた中島は、キラキラと輝くゴールドのドレスにヒール、雪の結晶のようなデザインのイヤリングを合わせた北川の手を取りしっかりとエスコート。劇場周辺に集まった観客に、大きく手を振っていた。
幡男役の二宮は「お集まりいただきありがとうございます」と切りだし、「ちょうど1か月後に『ラーゲリより愛を込めて』が始まります」とコメント。「この映画は、史実に、事実に基づいた作品となっております。こういうことがあったんだということもそうですが、その先にある希望、絆、愛情など、そういったものがより深く感じられる作品になっていると思います」と力強く語っていた。
本作がオープニング作品に選ばれた第35回東京国際映画祭では、瀬々監督と2人でレッドカーペットを歩いたこともあり、二宮は共演者陣を見渡して「全員そろってホッとしています。今日はいろいろと見渡して楽しい日になりました」とにっこり。「一生見られないのかなと思うくらい、贅沢な使い方」とキャスティングについて触れ、「一枚絵にこの人たちが全員収まっているというのは、もう見られないんじゃないかなというくらい、貴重な絵になっていると感じました」と完成作を観た感想を明かしていた。
取材・文/成田おり枝