『ブラックナイトパレード』山田裕貴の役柄は“吉沢亮の父”！「自分にお父さん役が来るようになったんだな…」

コメディ漫画界の鬼才・中村光の同名クリスマスコメディを、「銀魂」シリーズや「今日から俺は!!」の福田雄一監督が吉沢亮主演で実写映画化した『ブラックナイトパレード』(12月23日公開)。このたび、先日解禁となったポスタービジュアルに名前だけが掲載され大きな話題を集めていた山田裕貴の役柄が、ついに明らかになった。

コンビニで3年間もアルバイトをしている冴えない男・日野三春はある時、黒いサンタ服を着た男に無理やり連れ去られ、北極で目を覚ます。「サンタクロースハウス」という会社で、個性が強すぎる同僚たちと共に世界中の子どもたちにプレゼントを配るという超激務の“ブラックサンタ”として働き始める三春。クリスマスの世界で大活躍を見せる彼だったが、この会社にはある秘密が…。そしてやがてクリスマス存続の危機が訪れることに。

山田が演じるのは、吉沢演じる主人公の日野三春の父親である日野冬馬役。トラック運転手として働いていたが、三春が3歳の時に仕事中の事故で亡くなってしまうという役柄だ。「自分に“お父さん”役が来るようになったんだなって思いました」と語る山田は、『東京リベンジャーズ』(21)などで共演し親交の深い吉沢との親子役での共演について「将来の話とか深い話をできる仲なので、亮くんのお父さんになるっていうのが自分的におもしろくて…(笑)」とコメント。

そして「原作を読ませていただいたのですが、作品の不思議な世界観を福田監督が演出して、吉沢亮くんが演じることでどんな作品になるんだろう!?っていうのが率直な感想でした。亮くんは本当に真面目でお芝居にもストイック。いろんなものを乗り越えてきている人だと思うので、おもしろいものになるのはわかるなっていう安心感があります」と、吉沢へ全幅の信頼を寄せながら本作への期待を語った。


文/久保田 和馬