映画史を塗り替える没入体験は“IMAX推し”!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でパンドラの海に飛び込む

コラム

映画史を塗り替える没入体験は“IMAX推し”!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でパンドラの海に飛び込む

まるでジェットコースター!息もつかせぬアクションの連続に手に汗握る

映画史に残るヒット作を作り続けてきた、キャメロン監督の集大成と言える本作
映画史に残るヒット作を作り続けてきた、キャメロン監督の集大成と言える本作[c] 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

デビュー以来、激しいアクションやスペクタクルを描いた作品群で、映画ファンの度肝を抜いてきたキャメロン。今作でも、大切なものを守るため強大な敵に挑む人々の姿が力強く描かれる。前作で撤退したものの、さらに強大な軍備を手にパンドラにやってきた地球人。巨大な炎で森を焼く侵略者と、飛行生物バンジーに乗ったナヴィたちの攻防戦は冒頭いちばんの見せ場だ。縦横無尽に空を飛ぶジェイクたちを捕らえた映像は、IMAXスクリーンで体験するとまるでジェットコースター。主観映像風のカットを含むキャメロンらしい体感的カメラワークも冴えまくり、胸のすく爽快さが味わえる。鉄道や戦闘ヘリが大破するスペクタクルも凄まじい迫力で、その後に待つ過酷な戦いを予感させる導入だ。

いっぽう心を揺さぶるスペクタクルが、巨大高速船シードラゴンによるトゥルカンの捕獲シーン。高速ボートで逃げ惑うトゥルカンの群れを追い詰め、巨体めがけてモリを撃ちこんでいく様は壮絶のひとこと。痛みに身もだえしながら、それでも子どもを守ろうと必死に泳ぐその姿は見ていて心が痛んでくる。このシーンに登場するカニのように変形し4本足で移動するパワードスーツ“フラブ・スーツ”や小型潜水艇など、ギミック満載のメカの見せ場作りの妙もキャメロンならでは。トゥルカン捕獲シーンや水中でジェイクの子どもたちを追い回すサスペンスたっぷりな追走劇は、まさに手に汗を握る見どころだ!


キャラクターの繊細な感情表現も、IMAXのスクリーンで克明に感じることができる
キャラクターの繊細な感情表現も、IMAXのスクリーンで克明に感じることができる[c] 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

キャメロンの力強い映像がもっとも堪能できるのがクライマックス、シードラゴン船上での死闘である。子どもたちを人質にされたジェイクは、クオリッチに決闘を挑む。沈みゆく船でのスリリングな死闘と、その後の脱出シーンは大迫力。怒りに燃えるトゥルカンの大暴れもスペクタクルを盛り上げた。パンドラVS地球の戦争の様相だった前作に対し、今作はキャラクターそれぞれの思いがあふれる個と個の戦いが中心。IMAXシアターの没入感はアクションを体感させるだけでなく、キャラクターの感情をもストレートに伝えてくれる。


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