傑作ドラマ連発のApple TV+から、「ファウンデーション」「パチンコ」など観るべきタイトル総まとめ

「スヌーピーのショータイム！」「太古の地球から～よみがえる恐竜たち～」

そして、Apple TV+の大きな特徴の一つとして、ハイクオリティのファミリー向け作品が多く揃うことが挙げられる。このキャンペーンでは、「スヌーピーのショータイム！」「太古の地球から～よみがえる恐竜たち～」の2作品のファーストシーズン全話を無料配信。「スヌーピーのショータイム！」は、世界で一番有名なビーグル犬のスヌーピー、ウッドストック、チャーリー・ブラウンたちの日常にジャズ調の音楽が載る、家族の誰もが楽しめるシリーズだ。

一方、「太古の地球から～よみがえる恐竜たち～」はBBCスタジオ制作、イギリスの動物学者デイヴィッド・アッテンボローがナレーションを務め、マーベル作品や『シェフ 三つ星フードトラック始めました』(14)の監督としても知られるジョン・ファブローが製作総指揮、オリジナル音楽はハンス・ジマー作曲という豪華で本格的なドキュメンタリー。Apple TV+の特徴として、対応デバイスがあれば4K映像とドルビーの音響が楽しめるので、古代の生物の生態を大迫力で楽しむことができる。

まだある！ドラマ＆映画ファンなら見逃せないタイトルばかり

2019年の配信開始以来、Apple TV+にはたくさんの映画、ドラマ、ドキュメンタリー作品などが追加されている。ここに挙げた作品以外は、第1話のみ無料で視聴できるので、興味がある作品をお試し視聴することもできる。例えば、現在シーズン2まで配信中の「ザ・モーニング・ショー」は、ニューヨークのテレビ局報道部を舞台に、ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーン、スティーブ・カレルのアンカー3人と、ビリー・クラダップが演じるプロデューサーたちが現在進行形の問題に対処する物語。

シェアオフィスのスタートアップ、WeWorkの創設者カップルをジャレッド・レトとアン・ハサウェイが演じる「WeCrashスタートアップ狂騒曲」、コメディ俳優として有名なベン・スティラーが監督を務める密室サスペンス「セヴェランス」、ジェイソン・モモア主演のアポカリプスドラマ「See 〜暗闇の世界〜」、『パラサイト 半地下の家族』(19)の会社社長役のイ・ソンギュンが脳科学者を演じる「Dr. ブレイン」など、様々なジャンルのドラマシリーズが揃っている。

この時期、なんとしてでも観て欲しい映画作品は、ライアン・レイノルズとウィル・フェレルがミュージカルに初挑戦した『スピリテッド』。クリスマスの定番古典「クリスマス・キャロル」を原作に、題材も“スクルージ(守銭奴)”のキャラクターも現代にアップデートし、こんな時代における善行とは？と考えさせられる。奴隷制度から逃れた実在の人物をもとにした『自由への道』は、『イコライザー』(14)のアントワーン・フークアが監督し、ウィル・スミスが製作と主演を務めている。ジョエル・コーエンがデンゼル・ワシントンを主演に迎えシェイクスピアに挑戦した『マクベス』は、フランスの撮影監督ブリュノ・デルボネルを迎えモノクロで撮った意欲作。アルフォンソ・キュアロン製作、ロドリゴ・ガルシア監督の『レイモンド＆レイ』では、イーサン・ホークとユアン・マクレガーが異母兄弟を演じている。このほかにも、映画ファン垂涎のオリジナル作品が多数揃っている。

さらに今後配信される話題作としては、M・ナイト・シャマラン製作の人気シリーズ「サーヴァント ターナー家の子守」シーズン4が1月13日(金)より配信開始となる。同日には、欧州サッカーにおける実力者たちの攻防戦についてのドキュメンタリー「スーパーリーグ：サッカーをめぐるバトル」も配信になる。映画作品では、2月17日(金)よりジュリアン・ムーア、セバスチャン・スタン、ジャスティス・スミスが出演するサスペンス『Sharper：騙す人』が配信開始になる。監督はNetflixの「ザ・クラウン」やDisney+「キャシアン・アンドー」のエピソード監督を務めるベンジャミン・キャロン。

まずは、この年始の連休にApple TV+のファーストシーズン全話無料キャンペーンの5作品から視聴を始め、Apple TV+の世界を探ってみよう！

文/平井伊都子