2023年ブレイク必至！透明感あふれる演技派、當真あみから目が離せない

「本屋大賞」を受賞した辻村深月の同名ベストセラー小説を、「クレヨンしんちゃん」や『カラフル』(10)の原恵一監督がアニメーション映画化した『かがみの孤城』(公開中)。北村匠海や板垣李光人、芦田愛菜らフレッシュな若手俳優たちが声優として参加したことでも話題を集めている本作で、ひときわの輝きを放つのは、主人公のこころの声を担当した當真あみだ。

学校での居場所をなくした中学生のこころは不思議なお城へと導かれていく…[c] 2022「かがみの孤城」製作委員会

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学校で居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生のこころ。ある日突然部屋の鏡が光りだし、吸い込まれるように中へ入ると、不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。そこへ現れた“オオカミさま”と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子から、城に隠された鍵を見つければどんな願いでも叶えると告げられる。初めは戸惑いながらも、鍵を探しながら共に過ごすうちに心を通わせていく7人。しかし、城が特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲うことに。

【写真を見る】圧倒的透明感で話題沸騰！現在16歳の當真あみの勢いが止まらない[c] 2022「かがみの孤城」製作委員会

現在16歳の當真は、2020年に地元の沖縄でスカウトされ芸能界入りを果たし、2021年にリクルートの企業CMでデビュー。2022年1月クールに放送されたTBS系列の金曜ドラマ「妻、小学生になる」で女子中学生の天才小説家を演じドラマ初出演を果たすと、ブルボンのWEB CMや、過去に長澤まさみや永野芽郁らが務めたことでも知られるカルピスウォーターのCMガールに大抜擢。

7月期のTBSの日曜劇場「オールドルーキー」第5話ではフェンシング選手を好演。多くの人に競技を知ってもらいたいという思いと、タレントのように売り出されることの狭間で葛藤するアスリートを瑞々しく演じた。さらに10月期の日本テレビ系列日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」の第3話では連続殺人事件が起きる高校に通う写真部の女子生徒を演じるなど、着実に女優としての階段をのぼっている。

そして本作の主演の座を、1000人以上が参加したオーディションで見事に勝ち取った當真。声優初挑戦とは思えない表現力と演技力に、原監督も「主人公こころと當真あみのいまがぴったりシンクロした」と大絶賛するほど。11月に行われたプレミアイベントの舞台挨拶では、元々原作のファンだったことを明かし「好きな作品に声優として関われたことが本当にうれしい」と感激した様子で語った當真。

さらに「原作を読んでいても、自分と似ているなと思う部分があった。こころちゃんも少し引っ込み思案な女の子で、私もそういう部分がある。監督にはオーディションの時のままの感じでやってほしいと言われたので、“変わらないように”というのを意識していました」と初めてのアフレコを振り返っていた。

1000人以上が参加したオーディションで主演に選ばれた當真[c] 2022「かがみの孤城」製作委員会

2023年には、NHKの大河ドラマ「どうする家康」で松本潤演じる徳川家康の娘、亀姫役を演じるほか、妻夫木聡が主演を務めるTBS系日曜劇場「Get Ready！」では妻夫木演じる主人公の波佐間が働くパティスリーに足しげく通うミステリアスな女子高生役として出演。さらに情報番組「ZIP！」内で放送される朝ドラマ「パパとなっちゃんのお弁当」では主演の藤木直人の娘のなっちゃんこと遠山千夏役を演じることが決定している。

今後大ブレイク間違いなしの當真に注目しながら、まずはその無限の才能を感じさせる本作での演技をスクリーンで堪能してほしい！