「ウルトラマンデッカー」怪獣大図鑑!テレビシリーズから最終章への物語を総まとめ

コラム

「ウルトラマンデッカー」怪獣大図鑑!テレビシリーズから最終章への物語を総まとめ

1月21日に最終回を迎えたテレビシリーズ「ウルトラマンデッカー」の長篇新作となるTSUBURAYA IMAGINATIONオリジナル映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』が、本日よりウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で独占配信&全国の劇場で同時公開。それにあわせ、本稿ではテレビシリーズに登場した怪獣、星人たちを一気に振り返る!

“令和版ティガ”として制作された前作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の世界観を引き継ぎ、神流の道なる世界への探究心“ネオフロンティアスピリッツ”が宇宙へと拡大した時代を舞台にした「ウルトラマンデッカー」。2022年に放送開始25周年を迎えた「ウルトラマンダイナ」のエッセンスを取り入れながら、地球平和同盟TPUによって新たに再編されたGUTS-SELECTの新人隊員アスミ カナタ(松本大輝)に宿した光の巨人ウルトラマンデッカーの戦いが描かれていく。

それでは、全25話に登場した怪獣たちを紹介しながらテレビシリーズ「ウルトラマンデッカー」をおさらいしていこう。

精強融合獣スフィアザウルス

第1話「襲来の日」に登場した精強融合獣スフィアザウルス
第1話「襲来の日」に登場した精強融合獣スフィアザウルス[c]円谷プロ [c]ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京

ウルトラマントリガーが地球を救ってから数年後、謎の球体スフィアが地球への進撃を始める。目の前で繰り広げられる惨状を見た煎餅店の息子アスミ カナタが人々を守ることを決意した時、彼はまばゆい“光”に包まれる。こうして幕を開けた「ウルトラマンデッカー」。第1話「襲来の日」に初登場したのは、肥大化したクリスタル状の前足が特徴的な精強融合獣スフィアザウルスだ。

これは地球に襲来した宇宙浮遊物体スフィアの母体であるキングスフィアから投下されたアメーバ状のスフィアソルジャーが融合して怪獣化した宇宙怪獣で、大地からエネルギーを吸収。さらに電波障害を誘発する衝撃波を放ち、無人機使用のGUTSファルコンやナースデッセイ号による攻撃を無力化していく。


実に42年ぶりにテレビシリーズに登場した騒音怪獣ノイズラー
実に42年ぶりにテレビシリーズに登場した騒音怪獣ノイズラー[c]円谷プロ [c]ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京

デッカーとの交戦の末に一度は敗れたものの、その後第14話「魔神誕生」に再登場。さらに強力となってデッカーの前に立ちはだかる。その後も何度も登場するなど、本作を代表する怪獣といえるだろう。ちなみにこの第14話には、「ウルトラマン80」以来のテレビシリーズ登場となる騒音怪獣ノイズラーも登場するので往年のファンも見逃せない!

古代怪獣ゴモラ&古代合成獣スフィアゴモラ

第3話「出動!GUTS-SELECT」に登場した古代怪獣ゴモラ
第3話「出動!GUTS-SELECT」に登場した古代怪獣ゴモラ[c]円谷プロ [c]ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京

ウルトラマンデッカーへの変身能力を得たカナタは、TPU訓練校怪獣対策科に入校。訓練の日々を経て見事にGUTS-SELECTの隊員に選ばれ、防衛の任務へ臨んでいくのだが、AI“HANE2”(ハネジロー)とのコミュニケーションに悪戦苦闘する。そんななか現れたのは、初代「ウルトラマン」第26話「怪獣殿下(前篇)」、第27話「怪獣殿下(後篇)」で初登場して以来、ウルトラマンシリーズではおなじみの古代怪獣ゴモラだ。

破壊力のある尻尾や、角から放つ超振動波を武器としたゴモラ。岩盤を粉砕し、地中を掘削移動する能力を攻撃に応用した強力な技に立ち向かうためには、正面からではなく背後に回って尻尾を攻撃するのが有効とされている。カナタをはじめとした隊員たちがゴモラに挑み、苦戦の末に尻尾を切断することに成功。しかしそこに姿を現したスフィアソルジャーの群れが寄生。古代合成獣スフィアゴモラへと変化を遂げてしまう…。

ゴモラにスフィアが寄生して爆誕した古代合成獣スフィアゴモラ
ゴモラにスフィアが寄生して爆誕した古代合成獣スフィアゴモラ[c]円谷プロ [c]ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京

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