J-HOPEが苦悩や喜び、すべてをさらけだす。「j-hope IN THE BOX」で迫るソロ活動の舞台裏
圧巻のパフォーマンスを見せた「ロラパルーザ」の舞台裏を目撃しよう!
さらにARMYにとって嬉しいのは、「j-hope IN THE BOX」にはリスニングパーティの様子も収録されていること。パーティにはBTSメンバーも参加しており、J-HOPEがメンバーと一緒にはしゃぐ姿や嬉しそうな姿が映しだされている。
また、音楽フェス「ロラパルーザ」で会場を沸かせる圧巻の映像も。世界中から観客が集まった大きなステージで「調子はどうだ!ロラパルーザ!」と問いかける、圧倒的なオーラと堂々としたパフォーマンス映像をまるで最前列で見ているかのように楽しむことができる。「LET‘S JUMP」「LET’S BURN」「LET’S HOPE」という本作の象徴的フレーズのように、とにかく歌って踊って飛び跳ねるアクセル全開のJ-HOPEの登場で、会場の盛り上がりが最高潮になる様子も映しだされている。ちなみに「ロラパルーザ」でJ-HOPEは約1時間、なんと20曲近くもパフォーマンスをした。ソロアルバムの収録曲「MORE」や「Arson」はもちろん、「EGO」や「Just Dance」など過去にリリースしたソロ曲も披露。さらに「Dynamite」などBTSの楽曲を彼らしいスタイルでパフォーマンスをして会場を沸かせた。終盤にはサプライズでベッキー・Gも登場し、「Chicken Noodle Soup(feat. Becky G)」も披露した。その圧巻のステージの裏側で、彼がどんな想いを抱えていたのかも、本編でたっぷり明かされている。
そして筆者としては、「ロラパルーザ」のヘッドライナーという一大ステージを、たったひとりで行うことになったJ-HOPEを気遣い、応援するためにわざわざシカゴまで駆けつけたJIMINとの心温まる映像もたまらない。「ロラパルーザ」公演直後に行ったVLIVEでJ-HOPEは「JIMINが来るまでは食欲もなくごはんもあまり食べられなかったのに、今日JIMINが来て一緒にお昼ごはんを食べたらすごく食べられたんです!それだけ、この子やメンバーが与えてくれる安定感がとても大きいんです」と、JIMINが来てくれたことにとても感謝していた。いつもARMYの前では明るく笑顔を見せてくれている彼が、食欲がなくなってしまうほどに大きなプレッシャーや苦悩を抱えていたのか…と心が締め付けられたのと同時に、J-HOPEにとってメンバーの存在がどれだけ大切なのか、どれだけメンバーとの絆が強いのかを改めて感じた。
今後進むべき道に対する大きなプレッシャーと向き合い、悩み、情熱や希望を抱えながら行ったソロ活動。華々しいステージの裏側で、J-HOPEが抱えていた想いとはどのようなものだったのだろうか?本編で私たちARMYがまだ知らないJ-HOPEの新たな一面が明かされるのかと思うと、ワクワクする。一方で、彼の抱える苦悩を目の当たりにして、心が痛むことになったらどうしよう…と少しだけドキドキもしている。ただひとつだけ確信しているのは、本編を見たら絶対にJ-HOPEのことがさらに大好きになっているに違いないということ。いつも最高のステージを準備してくれ、圧巻のダンスやラップで魅了してくれるJ-HOPEに感謝しながら、じっくりと「j-hope IN THE BOX」を噛み締めよう。
文/紺野 真利子