『22年目の告白』が2週連続首位をキープ!話題の新作3本の結果は!?
夏の気配が近づく週末6月17・18日の興収ランキングは、先週1位の好スタートを切った藤原竜也主演の『22年目の告白-私が殺人犯です-』が、土日2日間で動員18万7000人、興収2億6200万円をあげ2週連続で首位を獲得した。公開9日間で累計動員69万人、興収は9億2000万円を突破。幅広い層の支持を集め、最終興収20億円も狙える位置につけている。
先週3位に後退していた『美女と野獣』は、土日2日間で動員15万3000人、興収2億2000万円をあげ2位に再浮上。累計興収114億円を突破し、国内邦洋あわせた歴代興収ランキングで21位にランクアップしている。
先週2位の『昼顔』は一つ順位を落としたものの、土日2日間で動員13万6000人、興収1億9400万円をあげて3位にランクイン。平日も手堅い興行で、週間ランキングではトップとなっている。
『呪怨』シリーズをはじめ数々のヒット作を手がける清水崇監督の最新作『こどもつかい』は、土日2日間で動員12万人、興収1億5000万円を記録し4位でスタート。映画初主演となる滝沢秀明が“こどもの霊”を操るミステリアスなキャラクターを演じ新境地を見せる。
シリーズ累計発行部数790万部突破の人気ライトノベルを原作に、2014年にテレビアニメ化された「魔法科高校の劣等生」を映画化した『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』が、初登場5位にランクイン。59館という小規模公開ながら土日2日間で動員10万7000人、興収1億6300万円をあげた。1スクリーンあたりの興収は276万円を超え、全体の1位となっている。
そのほか新作では、『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督が“アーサー王伝説”をモチーフに手がけたソードアクション『キング・アーサー』が、6位に初登場。主人公のアーサーを『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムが、敵役の暴君ヴォーティガンを、リッチー作品常連のジュード・ロウが怪演する。
続々と大作の公開を控える夏本番を目前に、今後のランキングの動向からも目が離せない。【トライワークス】