『THE FIRST SLAM DUNK』、13週目にしてランキング首位に返り咲き!日本歴代興収31位へ浮上
2月24日から2月26日までの全国映画動員ランキングが発表。昨年の12月から大ヒットを続け、公開13週目を迎えた『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)が、実に5週ぶりに首位に返り咲きを果たした。
累計動員774万人を突破!『THE FIRST SLAM DUNK』が再び首位に
前週のランキングで初めてトップ3から陥落した『THE FIRST SLAM DUNK』だったが、この週末3日間で観客動員21万2000人、興行収入3億1100万円を記録し1位の座に堂々カムバック。2月24日から「THANKSプレゼント」としてクリアファイルの配布がスタートしたことが動員アップにつながったようだ。
これで累計成績では動員774万人、興収112.8億円を突破。日本歴代興収ランキングでは『南極物語』(83)や『マトリックス・リローデッド』(03)などを抜き、一気に31位まで順位を上げている。
また、2位には前週に引き続き『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(公開中)がランクイン。こちらも第2弾入場者特典の配布が動員アップを後押しし、週末3日間で観客動員は21万1000人、興行収入は3億1300万円と前週とほぼ変わらない数字をキープ。累計成績では動員226万人、興収31億円を突破した。
生田斗真主演の群像劇『湯道』が3位に初登場!
3位に初登場を果たしたのは、生田斗真が主演を務め、濱田岳や橋本環奈らが共演した『湯道』(公開中)。週末3日間で動員10万人、興収1億3300万円を記録し、初日からの4日間成績では動員15万人、興収2億円間近と上々のスタートを飾った。
ほかにも、第3弾来場者特典「メンバービジュアルステッカーシート」の配布がスタートした『BTS: Yet To Come in Cinemas』(公開中)が前週から2ランクアップして5位にランクイン。公開16週目を迎えた『すずめの戸締まり』(公開中)は7位となり、累計動員1048万人、興収139億円を突破。『天気の子』(19)の最終興収まであと3億円ほどに迫っている。
そして第95回アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされ、日本で公開されたインド映画として初めて興収10億円を突破したことでも話題を集めているS.S.ラージャマウリ監督の『RRR』(公開中)が、公開19週目にして4週ぶりにトップ10圏内に帰ってきた。
以下は、1~10位までのランキング(2月24日〜2月26日)
1位『THE FIRST SLAM DUNK』
2位『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』
3位『湯道』
4位『シャイロックの子供たち』
5位『BTS: Yet To Come in Cinemas』
6位『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
7位『すずめの戸締まり』
8位『レジェンド&バタフライ』
9位『BLUE GIANT』
10位『RRR』
今週末は「映画ドラえもん」シリーズの第42作『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(3月3日公開)、第95回アカデミー賞で最多ノミネートを獲得した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日公開)、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品『フェイブルマンズ』(3月3日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬