北村匠海&山田裕貴&吉沢亮が『東リベ2』決起集会に参戦!前作超えの重圧と「血のハロウィン編」描く決意を告白

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北村匠海&山田裕貴&吉沢亮が『東リベ2』決起集会に参戦!前作超えの重圧と「血のハロウィン編」描く決意を告白

大ヒットした映画『東京リベンジャーズ』 (21)の続編を2部作で描く『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)の決起集会イベントが3月2日に東京・新宿の花園神社で開催され、北村匠海山田裕貴吉沢亮が出席した。

【写真を見る】北村匠海&山田裕貴&吉沢亮、花園神社に集結!特攻服姿の東京卍會メンバー20人も駆けつけた
【写真を見る】北村匠海&山田裕貴&吉沢亮、花園神社に集結!特攻服姿の東京卍會メンバー20人も駆けつけた

原作は、人生にリベンジするために過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公タケミチの姿、共に力を合わせ立ち向かう熱い仲間たちとの絆が支持を集め、世界累計発行部数7000万部を超える人気コミック。北村を主演に迎え映画化した前作の続編となる今回は、ファンの間でも高い人気を誇る「血のハロウィン編」が題材。過去へと戻ったタケミチ(北村)が、再び殺されてしまったヒナタ(今田美桜)を救うカギとなる、東京卍會結成メンバー6人を引き裂く“悲しい事件”の真相へと迫っていく。

「ヤンキーのイメージがこびりついた」という北村匠海
「ヤンキーのイメージがこびりついた」という北村匠海

この日のイベントには、特攻服姿の東京卍會メンバー20人も駆けつけ、キャスト陣が姿を見せると「お疲れ様です!」と挨拶。3人もうれしそうな笑顔を見せた。「ゲリライベントということで、新鮮なイベント」と切り出した北村は、「東卍にとって、神社というのはゆかりのある場所。とてもうれしい」と神社での決起集会が実現したことに喜びの一言。ドラケン役の山田は「東卍メンバーが特服を着てくれている。僕らも着ればよかったよね」と顔を見合わせながら、「始まるんだなと、改めて実感しています」としみじみ。マイキー役の吉沢も「ついに本格始動。公開に向けて盛り上げていけたら」と意気込みを語っていた。

「自分たちを超えていかなければいけない」とプレッシャーを吐露した山田裕貴
「自分たちを超えていかなければいけない」とプレッシャーを吐露した山田裕貴

前作は、興行収入45億円、観客動員数335万人を記録。2021年劇場用実写映画ナンバーワンの大ヒットを果たした。反響が大きかったことで、北村は「ヤンキーのイメージがこびりついた。初めてお会いする役者の方々には、最初だいたいヤンチャに見られることが増えた」そうで、それだけ『リベンジャーズ』が与えた影響があるんだなと感じる」という。そんななかいよいよ続編が登場するが、北村は「『1』をやっている時に、ここまでは描かないと。描く義務が、僕にはあるなと思っていた」と覚悟していたと打ち明けつつ、「2人が『イエス』と言ってくれたからこそ、『2』がある」と続投した山田と吉沢に感謝。山田は「たくみっちの想いも、ものすごくうれしい」と目尻を下げながら、「『1』にはこれで終わってもいいという、全身全霊感を込めた。作品として『1』よりおもしろくなければならないし、自分たちが、自分たちを超えていなかければいけないことはひしひしと感じていた。いいプレッシャーになった」と決意を明かすなど、熱量あふれる前作をつくりあげたことが、さらなる高みを目指すためのいい刺激になった様子だ。

「前作以上の熱量で挑んだ!」と胸を張った吉沢亮
「前作以上の熱量で挑んだ!」と胸を張った吉沢亮

「『1』の時に出し尽くした感じがある」と同調した吉沢は、「続編をやるのではないかなと予想していたけれど、本当にやれるのかなと思った。冗談ですが、プロデューサーさんに『続編があったら、マイキーを別の人でお願いしていいですか』と話していた」と告白。「瞬間の本気度みたいなものがあったので、それをもう一回再現できるのかというプレッシャーはあった。頑張りました」と力を振り絞ったと話す。すると山田は「みんなのお芝居を見ていると燃えてくる。作品の看板を背負っているけれど、このメンツとやったらこれだけ熱くなるんだと感じた」とプレッシャーを乗り越えられた秘訣を吐露。北村も「この2人とは火を付け合った」と山田と吉沢を見ながら、「タケミチとしても、一番向き合う2人。2人の芝居を受けながら、どう立ち向かっていくかという日々だった。この2人(の芝居)は抜群なので、刺激をもらっていました」とお互いに着火し合うような現場だったと振り返る。自身にとってシリーズものへの参加は初めてのことだといい、「このチームでもう一回おもしろいことをやろうと、集まれる場所があることは幸せなこと」と喜びを噛み締めていた。


特攻服姿の面々から挨拶をされて笑顔!
特攻服姿の面々から挨拶をされて笑顔!

それぞれが熱っぽく、晴れやかな表情で本作をアピールしていたが、吉沢は「前作以上の熱量で挑ませていただいた。『東京リベンジャーズ』のいまのところの最高傑作ができた」、山田は「原作のよさを失わずに、どれだけお客さんに伝えられるか。一丸となって演じた」、北村も「原作ファンとして、『血のハロウィン編』は一番脳裏に残っている場面でもある。『1』をやったからこそ、やらなければいけないという義務も背負いながら、仲間たちと手を取り合いながらやってきた。苦しさも楽しさも味わった毎日が、この映画につながった」と力強く語っていた。

取材・文/成田おり枝

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