「シャザム!」大ファンの「聖☆おにいさん」作者・中村光がDCの魅力を明かす!「漫画を描く時に『ジョーカー』のサントラをかけている」
「漫画を描く時に、いつも『ジョーカー』のサントラをかけています」
ヒーロー映画はどれも大好きという中村にお気に入りのDCヒーローを尋ねると、意外にダークなテイストが好みだった。「暗いヒーローが結構好きで、映画だと『ジョーカー』がよかったですね。いまは漫画を描く時に、いつも『ジョーカー』のサントラをかけてます。忙しくて見逃してしまいましたが、ロック様(ドウェイン・ジョンソン)の大ファンなので、もうすぐDVDが発売される『ブラックアダム』も楽しみで、毎日インスタのPRを眺めているんです(笑)。あとはバットマンですね。コミックではいろんな人が描いていますが、広い背中から小さな頭が伸びて、雨が降る中ビルの上から街を見下ろしているビジュアルが大好です。バットモービルもかっこいいし、許されるなら漫画でバットマンを描きたいくらいです」。
ジェームズ・ガン率いる新体制でスタートしたDCユニバースにも期待しているという。「私は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』がむちゃくちゃ好きで、サントラをよく聴いてますし、ドラマの『ピースメイカー』もしっかり観てます(笑)。やってることはすごいけど子どもでも観られるくらいのポップさがあって、ジョークにしているところが好きなんです。仲間たちがみんなヘンで、あのごちゃ混ぜ感もおもしろかったですね。もうすぐ仕事場を引っ越すのですが、大好きなハーレイ・クインのフィギュアを買って飾ろうと思っています(笑)。そんな映画を作ってくれた方なので、DCユニバースも少し違った作品が出てくれたらうれしいですね。例えばバットマンも、あの屈折した感じはギャグにしたらめっちゃおもしろいなと思っているんです(笑)。『ザ・スーサイド・スクワッド』みたいな方向性の作品がもっと増えてくれたら楽しいですね」。
取材・文/神武団四郎
■中村光
漫画家。2001年に「月刊ガンガンWING」で掲載された「海里の陶」でデビュー。2004年より「ヤングガンガン」で電波系ラブコメディ「荒川アンダー ザ ブリッジ」を連載開始。2006年から「モーニング・ツー」にて、ブッダとイエスが下界でのバカンスを満喫する姿を描く「聖☆おにいさん」を連載し、アニメ化、実写映像化も果たす。同作で2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞。単行本最新20巻が発売中。
・講談社「聖☆おにいさん」:https://morning.kodansha.co.jp/c/saintoniisan.html
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漫画家。2001年に「月刊ガンガンWING」で掲載された「海里の陶」でデビュー。2004年より「ヤングガンガン」で電波系ラブコメディ「荒川アンダー ザ ブリッジ」を連載開始。2006年から「モーニング・ツー」にて、ブッダとイエスが下界でのバカンスを満喫する姿を描く「聖☆おにいさん」を連載し、アニメ化、実写映像化も果たす。同作で2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞。単行本最新20巻が発売中。
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