盛りすぎヘアに、ネグリジェスタイル…第95回アカデミー賞で物議を醸したドレスをプレイバック
格式高いオスカー。カジュアルすぎるのも問題!
盛ればいいとわけではないのだが、やはりファッションは最も格式の高いものがオスカーのドレスコード。というわけで、カジュアル、ドレスダウン、華やかさに欠けるドレスには、厳しい目が向けられてしまう!
ボディポジティブを謳い、すばらしいコーディネートで昨今のレッドカーペットを制覇してきたフローレンスだけに、今回は落胆の声が多くなってしまったかも。ハードルが高くなっていたとはいえ、「ボクサーショーツはいただけない」の声が続出。素材やイメージにしてもカジュアルだったようだ。ドレスはともかく、ぽっくりタイプのプラットフォームシューズのカジュアルさを嫌う意見も多くみられた。
プラスサイズモデルとしてキャリアをスタートし、押しも押されもせぬスーパーモデルになったアシュレイだが、カジュアルというかコーディネートがアフターパーティルック向き。特に彼女は別のルックでアフターパーティにも出ているため、時間帯の違うイベントに出席することを踏まえたドレスコードへの差(工夫)がちょっとでいいから欲しかった。シースルー感は素敵なのだが、デザインがネグリジェみたいだったことが不評の原因かも。ネグリジェは寝間着のことだが、もともとはフランス語でだらしない、飾り気がないが語源。もう少しだけ格が高い感じがよかったかも!
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』への出演で10年ぶりにネイティリを演じたゾーイは、同じくネグリジェ問題。ドレス自体はかわいらしいのだが、オスカーの場では、もうちょっと全体的に華やかなエッセンスやきらめきが求められたかも。ゾーイの長い手足や彼女の伸びやかな魅力が最大限に発揮できていない感じ。
こちらもドレス自体はかわいいのだが、ルーニーのキャラクターもあいまって、世界のメディアがこぞって「地味すぎ」「写真に絶対写りたくない友達を激写した瞬間のような気まずさ」「ゴーストのよう」と、うれしくないコメントを報道。明るい色味をアクセサリーやグルーミングなどに入れてハッピーさや華やかさが必要だったかも。