オスカー獲得の「ブラックパンサー」最新作が愛される理由をファンの激熱コメントで振り返る!「女性の強さに注目」「最先端のアメコミ」
悲しみや憎しみを乗り越えて、互いを理解し合うことの大切さを教えてくれる
ファンの視点から本作に魅了されたポイントを紹介してきたが、ここで「『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を身近な人にオススメするなら?」という質問に寄せられた回答を中心に、「ブラックパンサー」シリーズやMCUにあまり触れてきていない人でも楽しめそうなポイントもピックアップしていきたい。
「地上と海上の大迫力のバトルシーンがあり、重厚な人間ドラマもある。とても完成度の高い作品という点を推します」(30代・男性)
「音楽もファッションもアクションも最先端のアメコミだからぜひ観てみてほしい!」(20代・女性)
「アクションシーンはもちろん見どころだけど、家族を思いやる気持ち、亡き兄への想い、ヒーローだけど、人間味にあふれているところが最高だと伝えます!」(30代・女性)
アクションやビジュアル、ストーリーだけでなく、作品が持つメッセージ性を推す声も。
「絆や人間のつながりの強さと大切さを教えてくれる」(20代・男性)
「現実世界の出来事にも訴えかけているような物語。誰かが誰かを恨む気持ちからはより多くの犠牲を生むし、人の欲のせいで起こる戦いもまた悲しいことだと改めて教えてくれる」(30代・女性)
チャドウィック・ボーズマンへの想いに向き合い、前へと進ませてくれる作品に
今回のアンケートで最も多かったのが、「泣けた!」という率直な言葉。そこには、劇中のシュリたちが亡きティ・チャラと向き合おうとしたのと同じく、早すぎる別れとなったボーズマンへの想いを私たちも映画を通して受け入れることができたからなのかもしれない。最後に、ティ・チャラとチャドウィック・ボーズマンへのメッセージを紹介する。
「単なるチャドウィック・ボーズマンの追悼映画にはならず、しっかり追悼しながらもシュリの成長物語になっていたのがよかったです」(30代・女性)
「最後まで納得のいく展開でやりきったので、最後のシーンでは涙が止まりませんでした。ブラックパンサーの想いは継承される。まさに“ワカンダ・フォーエバー”です」(20代・男性)
「オープニングの『MARVEL』ロゴから最後のエンドロールまで本当に泣ける作品だったけど、バトルシーンは爽快だし、前作から女性が活躍する話ではあったものの、今回はさらに大活躍でカッコよくてすごくよかったです」(30代・女性)
「タイトルロールから泣きました。リアーナの楽曲でラストも泣きました。もうティ・チャラに会えないのが寂しいけど、新たな物語を今後も楽しみにしています!」(20代・女性)
映画という枠を超えて、観客に様々な感動とメッセージを届けてくれた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。これをもって、配信ドラマ「ワンダヴィジョン」でスタートしたMCUのフェーズ4は完結し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(公開中)から始まるフェーズ5へ突入する。ターニングポイント的な意味でも外せない本作のMovieNEXを手に入れて、自宅や外出先でも楽しんでほしい!
構成・文/サンクレイオ翼
3月29日(水)発売
価格:5,390円(税込)
ウォルト・ディズニー・ジャパン