「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がいよいよ放送スタート!柱の活躍や集結する上弦の鬼など見どころをチェック

コラム

「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がいよいよ放送スタート!柱の活躍や集結する上弦の鬼など見どころをチェック

上弦の鬼を演じる実力派ぞろいの声優たち

上弦の壱である黒死牟は十二鬼月の最上位で、和服に身を包んだ侍を思わせる姿をしている。顔には見る者をゾッとさせる三対の目があり、顔と首にはなぜか炭治郎と似た炎のような痣を持つ。どっしりと落ち着いた雰囲気を纏っており、ほかの鬼をたしなめる際の物言いも、相手に有無を言わせぬような威厳に満ちている。声を務める置鮎龍太郎といえば、主人公の鵺野鳴介役を務めた「地獄先生ぬ~べ~」をはじめ、「SLAM DUNK」の三井寿役、「テニスの王子様」の手塚国光役など数々のジャンプ作品に出演し、昨年の「パリピ孔明」での諸葛孔明役を好演したことでも記憶に新しい。黒死牟の「刀鍛冶の里編」での出番はほとんどないと思うが、今後の活躍が楽しみなキャラクターの一人だ。

十二鬼月の最上位に位置する上弦の壱、黒死牟
十二鬼月の最上位に位置する上弦の壱、黒死牟[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

いつも柔らかな笑みをたたえ、屈託がなく、人によっては少々軽薄とも取れる態度で振る舞う童磨。猗窩座よりもあとに鬼となったにもかかわらず、早々と出世して、現在は上弦の弐となっている。人間としての表向きの肩書きはとある宗教の教祖をしている模様で、つかみどころのなさも不気味なキャラクターだ。声を担当する宮野真守は、テレビドラマ「女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~」への出演やバラエティ番組「ぐるナイ」の「ゴチになります」の新メンバーにも選ばれるなど、ジャンルにとらわれない活躍でファンを魅了している。ナチュラルに周囲を苛立たせる童磨が、多彩な宮野の美声によってどのように表現されていくのだろうか?

つかみどころのなさも不気味な上弦の弐、童磨
つかみどころのなさも不気味な上弦の弐、童磨[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

半天狗は額にこぶがあり、角が生えている老人のような姿の鬼。常になにかに怯え、か細い悲鳴を上げて、周囲には臆病で無害な年寄りという印象を植え付けている。潜入を得意とするため、鬼舞辻無惨の命令で、玉壺と共に刀鍛冶の里へ侵入する。演じる古川登志夫は、「うる星やつら」の初代テレビシリーズで諸星あたる(2022年版ではあたるの父役)を演じたほか、「ドラゴンボール」シリーズのピッコロ、「ONE PIECE」のポートガス・D・エースと長きにわたって人気作に出演してきたレジェンド。狡猾な半天狗をどのように演じるのか?悪役としての存在感が気になるところ。


常になにかに怯え、か細い声で話す上弦の肆、半天狗
常になにかに怯え、か細い声で話す上弦の肆、半天狗[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

複数の人体を切り分け、各部位を接いだような姿を持つ異形の玉壺。本来、目がある部分に口があり、額と口の部分に目があるほか、身体には短い腕がたくさん生えている。普段は壺に身を潜め、どこからともなく現れる壺を伝って瞬間的に移動する。探知能力に長けており、刀鍛冶の里の場所を突き止めた。キャスティングされたのは鳥海浩輔。近年は「うたの☆プリンスさまっ♪」や「薄桜鬼」、「刀剣乱舞」といった数多くの人気作に出演し、女性ファンも多い。見た目からクセが強い玉壺役は意外な印象だが、それだけに劇中での外道ぶりにかかる期待も大きい。

異形の姿をしており、普段は壺に身を潜めている上弦の伍、玉壺
異形の姿をしており、普段は壺に身を潜めている上弦の伍、玉壺[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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