「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がいよいよ放送スタート!柱の活躍や集結する上弦の鬼など見どころをチェック
恋柱や霞柱らの戦いにも期待!
今シリーズのメインの敵となる玉壺と半天狗が奇襲をかける刀鍛冶の里は、鬼を倒すための重要な武器、日輪刀を鍛える刀鍛冶たちがひっそりと暮らしている隠れ里だ。この場所を舞台に、今作で炭治郎と共に戦ってくれるのが、里で偶然再会した鬼殺隊の恋柱、甘露寺蜜璃(声:花澤香菜)と霞柱の時透無一郎(声:河西健吾)、そして炭治郎の同期、不死川玄弥(声:岡本信彦)の3人である。
甘露寺蜜璃はピンクとグリーンに染まる髪が特徴的な、セクシーでキュートな剣士。華奢に見えるが、並外れた筋力を持つ。笑顔が似合う明るい性格で、「竈門炭治郎 立志編」の「柱合会議」前の裁判でも、ほかの柱たちの言動にキュンと胸をときめかせるなど、感情豊かな一面を見せていた。
時透無一郎は始まりの呼吸であり、最強の技と伝わる日の呼吸の使い手の子孫。最年少で柱となり、炭治郎よりも年下の天才剣士だ。「柱合会議」前の裁判では、炭治郎や禰豆子(声:鬼頭明里)の処遇よりも、空に浮かぶ雲の形を気にしていたかと思えば、お館様の話を遮った炭治郎に高速で小石を投げつけるなど、つかみどころのない不思議な面も。
炭治郎と同じ時に鬼殺隊の最終選別試験を受け、生き残って入隊した不死川玄弥。試験終了後、案内役の童子に乱暴を働き、炭治郎に腕を折られたことをいまも怒っている。兄は風柱の不死川実弥(声:関智一)。
命懸けの共闘によって、強い仲間意識が生まれたり、キャラクターそれぞれが精神的な成長を遂げたりと、物語がどんどん深みを増していくところも本作の大きな魅力。また、今回紹介したキャラクターのほか、炭治郎の日輪刀を手掛ける鋼鐵塚蛍(声:浪川大輔)、炭治郎が里で知り合う若き刀鍛冶、小鉄(声:村瀬歩)など、平時から魂を込めて日輪刀を作っている職人たちとの交流も注目ポイントだ。
刀鍛冶の里で、炭治郎たちの前に立ちはだかる上弦の鬼、玉壺と半天狗は、どれほど恐ろしい敵なのか。果たして炭治郎たちには、どんな試練が待ち受けているのか―。新たなフェーズへと転機を迎える「刀鍛冶の里編」をぜひ楽しんでほしい。
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記
※煉獄杏寿郎の「煉」の漢字は「火+東」が正式表記
※鬼舞辻の「辻」の部首は「いってんしんにょう」が正式表記
文/石塚圭子