間もなく21歳の高杉真宙、その繊細な演技に視線が集中!
戦隊シリーズ「仮面ライダー鎧武/ガイム」でブレイクした若手イケメン俳優、高杉真宙。今年6本の映画に出演、来年も既に2本が決定するなど、今最も勢いのある新鋭俳優のひとりと言える彼の魅力に迫ってみたい!
高杉は福岡県出身の20歳。そのクリっとした瞳と少女のようなベビーフェイスを見ると、小学校6年生の時、女の子に間違われてスカウトされたというエピソードも納得できる。「仮面ライダー鎧武/ガイム」ではヒーローでありながら二面性のある複雑な役を好演し、映画『渇き。』(14)では金髪の冷酷な不良少年を熱演。その美男子っぷりだけでなく、強い目力と品格をたたえた演技でも注目度は高い。
そんな彼の最新主演作が、7月8日(土)公開の『逆光の頃』。監督デビュー作『ももいろそらを』で、東京国際映画祭の作品賞を受賞するなど国内外で高い評価を受ける小林啓一が、思春期の少年の揺らめきを鮮やかに表現した抒情的作品だ。
高杉がみずみずしく演じる等身大の高校生は、王道キャラともいえる“陰のあるきれいな男の子”。タメ息が出るほど明媚に切り取られた京都の風景に、容姿端麗な高杉真宙が見事に溶け込み、これ以上ないくらいの美しい画を実現。彼のアンニュイな表情と甘酸っぱい詩のような物語には、胸がキュンキュンしっぱなしだ。
また、高杉の出演作は今後も目白押し!秋には、メガネのイケメン大学生を演じる青春映画『トリガール!』(9月1日公開)と、謎の“侵略者”を演じる黒沢清監督作『散歩する侵略者』(9月9日公開)が待機中。
また、来年にはいくえみ綾のコミック映画化作品でモテ男子に扮する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018年公開予定)、誉田哲也の小説を実写化する主演作『世界でいちばん長い写真』(2018年初夏公開予定)が控えている。今後ますます活躍の幅を広げそうな高杉真宙、彼の繊細な演技をスクリーンで堪能してみてほしい。【トライワークス】