北村匠海、山田裕貴ら『東京リベンジャーズ』キャストがイベントで見せた、アツい“絆”を振り返る

コラム

北村匠海、山田裕貴ら『東京リベンジャーズ』キャストがイベントで見せた、アツい“絆”を振り返る

週刊少年マガジンで連載された和久井健の「東京卍リベンジャーズ」を原作に、2021年に興行収入45億円の大ヒットを記録した『東京リベンジャーズ』(21)。その待望の続編となる2部作の前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(公開中)が動員140万人、興収18億6800万円を突破。話題作がひしめきあうゴールデンウィークでも、実写邦画作品の代表する一本として各地の劇場で大盛況となった。

主人公のタケミチ役を演じる北村匠海を筆頭に、ドラケン役の山田裕貴、ナオト役の杉野遥亮、ヒナタ役の今田美桜、三ツ谷役の眞栄田郷敦、半間役の清水尋也、アッくん役の磯村勇斗、キサキ役の間宮祥太朗、キヨマサ役の鈴木伸之、そしてマイキー役の吉沢亮と、いまをときめく若手オールスターキャストが集結したことで話題を集めた前作。学生時代の恋人だったヒナタの死を止めるためにタケミチが10年前へとタイムリープし、未来を変えるために奔走する姿が描かれた。

そして最新作で描かれるのは、ファンの間でも人気の高いエピソード「血のハロウィン編」。命を救えたはずのヒナタがまたしても凶悪化した東京卍會によって殺されてしまい、タケミチは再び過去へと戻り、東京卍會結成メンバー6人を引き裂いた“悲しい事件”へと迫っていく。前作の主要キャストが続投したことに加え、新たに場地役に永山絢斗、一虎役に村上虹郎、千冬役に高杉真宙も参戦し、さらにパワーアップをはたした“東リベ”チーム。その結束の強さと作品に懸ける熱い想いを、これまで行われた本作のイベントから紐解いていこう。

「前作を超えなければいけない良いプレッシャーはあった」(山田裕貴)

3月に花園神社で行われた決起集会には、東京卍會のトップク軍団がずらり
3月に花園神社で行われた決起集会には、東京卍會のトップク軍団がずらり[c]和久井健/講談社 [c]2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

本作のイベントは、3月2日に東京・新宿にある花園神社で行われた“決起集会”からスタートした。“決起集会”に登壇したのは北村と山田、吉沢の3人。劇中の東京卍會の集会さながらに、特攻服に身を包んだ東京卍會メンバーたちに出迎えられた彼らは、続編に臨むにあたっての心持ちや撮影現場の思い出などを語り合った。

「1作目の時から、2作目の話まで描かなければいけないと感じていた」と吐露した北村は「撮影初日から(東京リベンジャーズのチームに)戻ってきた感がありました。出会いと別れが非常に多い仕事ですが、こうやってまたこのチームでおもしろいことをやろうって集まれる場所があることは、幸せなことだと思いました」と、チームのキャスト・スタッフへの厚い信頼感をあらわに。


久々のチーム再結集だった撮影現場の思い出を語り合った
久々のチーム再結集だった撮影現場の思い出を語り合った[c]和久井健/講談社 [c]2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

また山田も「前作を超えなければいけないという良いプレッシャーはあったけど、このメンバーがそろえば大丈夫という思いがあった。いざ現場に入ってみんなの演技を見たら燃えてくる」と互いに刺激を与え合っていたことを明かす。一方、吉沢も「スタッフさんのスケジュール調整がとても大変だったと思います」と様々な作品に引っ張りだこの若手俳優の総出演を実現させたスタッフを労いながら、「前作の盛り上がりや本気度を再現できるかというプレッシャーがありました」と、チーム一丸になって前作超えを目指したことをアピールした。

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