故カール・ラガーフェルドへの愛が大爆発?メットガラでいろんな意味で話題をさらったセレブたち
ネコ、まっしぐら!
とあるクリスマスに贈られた、ビルマからやってきたネコのシュペットをラガーフェルドが溺愛した話はとても有名。ラガーフェルドがガラのテーマに決まったときから、シュペットが出席するのかどうか、も話題となっていた。シュペットはオフィシャルInstagramアカウントで、「レッドカーペットへのご招待ありがとう。けれど、心地よいお家で静かに過ごすことにしたにゃ」と投稿。当日のレッドカーペットではシュペットに会えないのね…と思っていたら、そんな心配はご無用でした!
●ドージャ・キャット
このドレスコードを聞き、「私はネコになりたい」と思ったという、メットガラ初参加のキャット。インタビューで、キャットとそのチーム(特別に招集した特殊メイクアーティストを含む)は、「ネコになるにあたり、リアリティを追求した」とコメントしていたが、ちょっとリアル過ぎないか!インターネットパーソナリティのエマ・チェンバレンとのインタビューでは、終始、「にゃお」のみで受け答える徹底ぶり。話題に事欠かないスタイリングを常に披露することで有名なキャットだけど、その予想を上回った!でも、本人の名前もキャットだしね。どちらかというと怖いけど、パーフェクトなチョイスだった⁉
●ジャレッド・レト
巨大なシュペットが登場!と思いきや、着ぐるみから出てきたのはレト。これって、ファッションに身を包んだことに入るのかな?レッドカーペットで会ったリゾのことはおびえさせてしまったようだけど、中身がジャレッドだと知って、少なくともアン・ハサウェイのことは爆笑させたし、アフターパーティでも誰もがシュペットジャレッドと写真を撮りたがったそうだから、まあこれはこれでよいのでしょう。5月3日、シュペットは「メットガラに私の双子がいたにゃ」とインスタを更新。ドージャとジャレッドのルックを褒めていた!
ドレスコードは、ラガーフェルドだからって!ダイレクトすぎる対決
ラガーフェルドへの敬意を、どうやって表す?彼の生み出したファッションを着こなすのか、彼自身を模すのか。なにをモチーフにするかのうえに、似合っていたりステキだったり、で人々にワオ!と言わせなければならない…苦労は理解できるけれど、直接すぎはいかがなものだろう。機知に富んだものをリクエストするのは、ハードルを上げすぎなのでしょうか。
●ジェレミー・ポープ
俳優のポープのルックは、誰にとっても見過ごせないものになっただろう。およそ9メートルのブラックとホワイトのケープは、とても美しいのだけど、裾にはラガーフェルドの顔そのものが。デジタル時代のいまは、これぐらいの説明不要さが必要なのかも!?
●リリー・コリンズ
アイボリーとブラックシルクのボールガウンやヘアメイクは、とてもコリンズに似合っていて、パーフェクト…と思いきや、ドレスの裾にはKARLの文字。テーマを忘れちゃった人へのリマインドにはなったのかな。
●ダイアン・フォン・ファステンバーグ
カール・ラガーフェルドの名前をクロスワードパズルでドレスに表記。確かにラガーフェルドのスペルは難しい!大胆なプリントデザインに定評のあるダイアンらしいといえば、らしくもあるけど。
やはり、メットガラで出会いたいのは、ウィットに富んだアイディア。もしも、“カール”を直接的に表現するなら、カールが過去に携わったBalmainで、現在クリエイティブ・ディレクターを務めるオリヴィエ・ルスタンが持参した「KARL WHO?(カールって誰?)」のバッグぐらいがよい!文字はカールを象徴するパールで綴られており、文言もデザインもプレイフルに魅せたオリヴィエが、ダイレクト部門を制覇!