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山田洋次×吉永小百合『こんにちは、母さん』、母の日に本ビジュアル&本予告映像が解禁!

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山田洋次×吉永小百合『こんにちは、母さん』、母の日に本ビジュアル&本予告映像が解禁!

“恋する“母親、“波乱万丈“な息子そして“悩める“孫娘の姿を通し、いつまでも変わらない家族の愛を描きだす『こんにちは、母さん』(9月1日公開)。本作より、母の日となる5月14日に本予告編と本ビジュアルが解禁となった。

山田洋次による『母べえ』(08)『母と暮せば』(15)に続く「母」3部作の1つとなる本作。仕事や家庭内の問題に頭を悩ませる息子、昭夫(大泉洋)は、久しぶりに再会した母、福江(吉永小百合)がイキイキと暮らしていることに驚く。久々の実家に自分の居場所がなく戸惑う昭夫だったが、温かい東京下町の住民やこれまでとは違う“母“との出会いを通して、見失っていたものに気がついていく。

解禁となった本予告編は、昭夫が久しぶりに母親に会うために実家を訪れるシーンから始まる。しかし、久しぶりに会った福江は髪を明るく染め、下町での生活を目一杯に楽しみ、さらには恋までしているようだった。そんな母の知らない一面に昭夫は大きな衝撃を受けることに。福江の孫娘である舞(永野芽郁)の「先生に言ったの?好きだって」という問いに対し、「言ってくれるまで待つの」と答える、恋する母の優しい笑顔が印象に残る。しかし一方で仕事や離婚問題、舞の家出に頭を悩ませる昭夫の姿も映しだされ、彼らの物語が始まることを予感させる。

また後半では人情味あふれる下町の様子も収められ、人の暖かさに触れ、昭夫たちが新たなスタートを切ることを示唆する映像となっている。また合わせて公開となったのは、眩しい笑顔を浮かべる福江と、自分の知らない母の姿に驚く昭夫の表情が対照的な本ビジュアル。福江の周り描かれた花のイラストは、彼女の笑顔をより華やかに見せるだけでなく、作品の世界観を象徴しているかのようだ。

あわせて本作を彩る追加キャストも明らかに。 加藤ローサをはじめ田口浩正、北山雅康、松野太紀、広岡由里子、シルクロード(フィッシャーズ)、明生(立浪部屋)、名塚佳織、神戸浩と山田組常連からフレッシュなキャストと多岐に渡る俳優陣が出演する。さらに、母の日ということで、吉永小百合直筆の日本全国のお母さんに向けたメッセージも公開された。

【写真を見る】母の日に合わせ寄せられた、吉永小百合の直筆メッセージ
【写真を見る】母の日に合わせ寄せられた、吉永小百合の直筆メッセージ[c]2023「こんにちは、母さん」製作委員会


東京の下町を舞台に、等身大の親子の姿を温かく描きだす本作。イキイキと暮らす母の姿を通じて自らを見つめ直していく昭夫の再スタートをぜひ劇場で見届けたい。

文/高木郁

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