ぎゃぼ!『のだめ』映画版で“毒”入りカレー事件勃発!?
映画版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(12月19日公開)は、上野樹里や玉木宏らの板についたノリノリの演技はもちろん、遊び心あふれるVFXシーンも実に楽しい。特に今回笑ったのが、のだめ特製の“ヤバイ”カレーを食べるシーンだ。
ご存じ、上野扮するのだめは、ピアノの才能はあっても、女としてはダメダメな超“無精女”である。お風呂も毎日入らなければ、部屋はゴミだらけ。料理もおにぎりなどのありきたりのものしか作れない。中でもカレーは、免疫のあるのだめ以外はもれなく食中毒になるという、“殺傷フード”である!?
このカレー、ビジュアルからしてすさまじい! コミックでは鍋の上でわらわらと増殖する菌がキャラクターっぽい感じで描かれていたが、映画ではそのヤバさがさらに誇張されている。なんと鍋から“殺”“菌”“毒”“死”といったおぞましい活字がもわわっと舞っているのだ。ぎゃぼーっ! 怖〜〜い!
この文字通り“毒入りカレー(!?)”を食したのは、のだめが通うフランス国立高等音楽院の仲間約2名。もう1人一緒にいた○○くんは、危険を察知して食べずにセーフ。さて、誰が犠牲者なのかは観てのお楽しみってことで。ちなみに千秋先輩も過去にやられた1人である。なむさん!
とにかく要所要所にそんな漫画チックな遊び映像が散りばめられた映画版『のだめ』。よりゴージャスでドラマティックな演奏シーンだけではなく、たくさん散りばめられた小ネタも見逃さないで!【MovieWalker/山崎伸子】
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