『スーパーマリオ』、洋画アニメ史上最速で興収100億円を突破!

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『スーパーマリオ』、洋画アニメ史上最速で興収100億円を突破!

5月26日から5月28日の全国映画動員ランキングが発表。公開5週目を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)が、2週ぶりに首位に返り咲き。史上45本目の日本国内興収100億円を達成し、洋画アニメーション作品としては史上最速での興収100億円突破となった。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の勢いが止まらない!

【写真を見る】『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開5週目で4度目のV!
【写真を見る】『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開5週目で4度目のV![c] 2023 Nintendo and Universal Studios

世界中で大旋風を巻き起こし、すでに全世界興収は12億ドルを突破している『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。この週末3日間での成績は、観客動員42万6000人、興収6億3200万円。累計成績では動員705万7000人、興収100億5800万円となっている。

公開から31日間での興収100億円突破は、昨年大ヒットを記録した『トップガン マーヴェリック』(22)の65日間を大幅に上回る驚異的なスピード。また、これまでのイルミネーション・エンタテインメント作品の日本国内最大のヒット作だった『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)と公開31日間の成績を比較すると、およそ180%。動員・興収共にまだまだ記録を伸ばしそうだ。


『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が早くも興収20億円を突破
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が早くも興収20億円を突破[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

一方、前週ロケットスタートを飾った『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)も、引き続き好調をキープ。週末3日間で動員35万8000人、興収5億5600万円を記録し、累計成績では動員133万人、興収20億円を突破した。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が初登場!『すずめの戸締り』の最終上映も大盛況

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が3位に初登場
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が3位に初登場[c]2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 [c] LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

新作では、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフを実写ドラマ化した「岸辺露伴は動かない」の劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)が3位に初登場。週末3日間で動員22万1000人、興収3億1500万円を記録している。

ほかには、公開7週目を迎えた『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(公開)が累計成績で動員860万人、興収122億円を突破し、日本歴代興収ランキングの28位に浮上。公開5週目の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(公開中)は累計動員287万人、興収38億円を超えた。

『すずめの戸締まり』のBlu-ray&DVDは9月20日(水)に発売される
『すずめの戸締まり』のBlu-ray&DVDは9月20日(水)に発売される[c]2022「すずめの戸締まり」製作委員会

そして昨年11月11日から半年以上にわたるロングラン上映が続いていた新海誠監督の『すずめの戸締まり』(22)が、5月27日についに最終上映。金曜日と土曜日の2日間の集計ながら久々にトップテン圏内に返り咲きを果たす大盛況。公開198日間での累計成績は、動員1115万人、興収147.9億円。日本歴代興収ランキング14位という好成績で“戸締まり”を果たした。

以下は、1~10位までのランキング(5月26日〜5月28日)

1位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
2位『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
3位『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
4位『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
5位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
6位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
7位『最後まで行く』
8位『すずめの戸締り』
9位『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』
10位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』

今週は、先ごろ行われた第67回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞の2冠に輝いた是枝裕和監督の最新作『怪物』(公開中)、生田斗真が主演を務める『渇水』(公開中)などの話題作が公開となっており、続映中の『ワイスピ』などを交えた首位争いに注目が集まっている。

文/久保田 和馬

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