『リトル・マーメイド』、3週連続ナンバーワン&国内興収20億円を突破!
6月23日から6月25日までの全国映画動員ランキングが発表。ディズニーの実写版『リトル・マーメイド』(公開中)が、3週連続でNo.1を獲得。実写作品が3週連続で1位になるのは、洋画・邦画含めても『トップガン マーヴェリック』(22)以来、丸1年ぶりのことだ。
全世界興収5億ドル突破!『リトル・マーメイド』が国内V3を達成
公開3週目を迎えた『リトル・マーメイド』の週末3日間の観客動員は22万6817人、興行収入は3億4044万円と、どちらも前週比84%の高い水準をキープ。累計では観客動員が135万1577人、興行収入が20億2872万円を記録。なお全世界興収はすでに5億ドルを突破しており、2023年の公開作として第5位の大ヒットとなっている。
一方、2位と3位は前週から入れ替わる結果に。公開9週目にしてワンランクアップを遂げた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)は、週末3日間で動員17万5000人、興収2億5400万円を記録。日本歴代興収ランキングでは『アラジン』(19)を上回り29位まで浮上している。
前週からワンランクダウンの3位となった『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(公開中)は週末3日間で動員11万8000人、興収1億8300万円を記録。累計成績では動員45万人、興収7億円を突破した。
『青春ブタ野郎』最新作&神木隆之介主演作が初登場
新作では、累計発行部数250万部を突破した鴨志田一の「青春ブタ野郎」シリーズを原作とした劇場版アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(公開中)が4位に初登場。8位には、浅田次郎の同名時代小説を神木隆之介主演で映画化した『大名倒産』(公開中)がランクインした。
ほかには、公開4週目を迎えた是枝裕和監督の『怪物』(公開中)が公開から24日間で累計動員110万人、興収15億円を突破。10週連続でトップテン圏内を維持していた『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(公開中)はついに11位となったが、累計動員926万人、興収131億円を超え、現在もシリーズ最高興収を更新し続けている。
以下は、1~10位までのランキング(6月23日〜6月25日)
1位『リトル・マーメイド』
2位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
3位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
4位『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』
5位『憧れを超えた侍たち~世界一への記録~』
6位『怪物』
7位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
8位『大名倒産』
9位『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
10位『ザ・フラッシュ』
今週は、ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズ」シリーズ15年ぶりの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(6月30日公開)、「東京リベンジャーズ」シリーズの実写映画第2弾の後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬