ダース・ベイダー亡きあとの“帝国の後継者”スローン大提督って誰?「スター・ウォーズ」に登場したヴィランを総まとめ

コラム

ダース・ベイダー亡きあとの“帝国の後継者”スローン大提督って誰?「スター・ウォーズ」に登場したヴィランを総まとめ

銀河帝国やドロイド軍を指揮した将校、将軍たち

●グランド・モフ・ターキン
野心的な銀河帝国の軍人。元々、パルパティーンに近い銀河共和国の軍人で、アソーカを反逆者に仕立てた陰謀に関わっていた一人。銀河帝国の創設にあたり、パルパティーンよりデス・スター建造の責任者に任命された。ローグ・ワンによってデス・スターの設計図が盗みだされると、レイア・オーガナを拘束し彼女の目の前で故郷の惑星オルデランを木っ端微塵に破壊するという冷酷さを見せた。最後は、デス・スター爆発によって死亡。ターキンを演じたのは英国の名優ピーター・カッシングで、ドゥークー伯爵を演じたクリストファー・リーとのコンビで1950~70年代に多くのホラー映画に出演した。

デス・スター建造の責任者であり、帝国の中でも異様な存在感を放っていたグランド・モフ・ターキン(『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』)
デス・スター建造の責任者であり、帝国の中でも異様な存在感を放っていたグランド・モフ・ターキン(『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●ハックス将軍
最高指導者スノークに仕えたファースト・オーダーの将校。同格であるフォースの使い手カイロ・レンに強いライバル心を抱き、出し抜くチャンスをねらっている。分析力や判断力など軍人としての能力に欠け、スノークからの叱責のほかレンからフォースでお仕置きをされるひと幕も。レンが最高指導者になったあと、スパイとしてファースト・オーダーの情報をレジスタンスに流していたことが発覚し射殺された。コメディリリーフ的な立ち位置で存在感を発揮したユニークなヴィランで、意外にファンも多かったはず。

カイロ・レンとしのぎを削る権力者でありながらも、どこか憎めないキャラクターのハックス将軍。演じていたのはドーナル・グリーソン(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』)
カイロ・レンとしのぎを削る権力者でありながらも、どこか憎めないキャラクターのハックス将軍。演じていたのはドーナル・グリーソン(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』)[c]Everett Collection/AFLO [c]2023 Lucasfilm Ltd.

●グリーヴァス将軍
ドゥークー伯爵に扇動された、分離主義勢力のアンドロイド軍の司令官。もとは爬虫類型のヒューマノイドだが、サイボーグ化によって高い戦闘能力を身につけた。ドゥークー伯爵よりジェダイの戦い方を会得。ジェダイのライトセーバーを戦利品として集めており、ウータパウの戦いでオビ=ワンに倒された。4本の腕でライトセーバーを操ったオビ=ワンとの一騎打ちは、新三部作のなかでも有数の見せ場になった。グリーヴァスもまた、アソーカが直接戦った強敵の一人で、R2-D2救出作戦で初対決。その後、再戦した際にはグリーヴァスが4本腕で戦うなど、アソーカを手練れとして見ていたと考えられる。


アンドロイド軍の司令官で四刀流のライトセーバーで戦うグリーヴァス将軍(『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』)
アンドロイド軍の司令官で四刀流のライトセーバーで戦うグリーヴァス将軍(『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』)[c]2023 Lucasfilm Ltd.
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