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これが「呪怨 THE LIVE」の全貌だ!360度回転するステージで、伽椰子の恐怖を体感

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これが「呪怨 THE LIVE」の全貌だ!360度回転するステージで、伽椰子の恐怖を体感

キャスト陣からは自信たっぷりのコメントが続々!

小林俊介役を演じるのは、「仮面ライダーリバイス」や2022年に上演された「歌劇 桜蘭高校ホスト部」の小松準弥。「とんでもない舞台が完成しました」と、ゲネプロを終えて手応えたっぷりの小松は「舞台装置からヘアメイクまで、すべてからおぞましい空気感と恐怖の圧を感じ、本番が楽しみだとキャスト陣の興奮がおさまりませんでした」と述懐。

小林家の夫婦を演じるのは小松準弥と大場美奈
小林家の夫婦を演じるのは小松準弥と大場美奈[c]清水崇・東映ビデオ/『呪怨 THE LIVE』製作委員会

そして「様々な仕掛けや演出が、より一層皆さんを『呪怨』の世界に引きずり込むと思います。原作を大切に、そして舞台だからこそできる表現で、『呪怨』やジャパニーズホラーの魅力を広げられるよう尽力し、皆さんにお届けしたいと思います」と本番への意気込みを語った。

また俊介の妻である真奈美役の大場美奈は「“呪怨、怖い”というイメージだけが広がっているかもしれませんが、どうして呪いが生まれて始まったのか、しっかりストーリーが描かれた舞台になっています」と、物語性も見どころであることをアピール。鈴木達也役のあべこうじからは「登場人物それぞれが“普通”と“狂気”を持って、それが背中合わせになっている。登場人物たちの違和感を楽しんでいだけたら、もっと作品をおもしろく感じていただけると思います」との言葉が。


伽椰子&俊雄のビジュアルのクオリティの高さに注目!
伽椰子&俊雄のビジュアルのクオリティの高さに注目![c]清水崇・東映ビデオ/『呪怨 THE LIVE』製作委員会

今回の公演、客席は「最凶シート」(すでに完売)と「呪」「怨」、そしてホラーが苦手な人向けの「逃」の4つに分かれている。鈴木響子役の原幹恵からは「どの席で観るかでまた違った発見があるかと思います」とのコメントもあり、公演期間中に異なる種類の客席で何度も楽しむのもおすすめだ。

そして「ステージのみならず客席を貫く通路や、劇場のあちらこちらで同時進行していくお芝居は、開始10分も満たないうちに観客に膨大な情報を与えていき、大きくてどろどろした漆黒の渦のなかへと観る者を誘います」と語る佐伯剛雄役のいしだ壱成は、本作を「日本演劇界に一石を投じるような作品」と形容する。

『呪怨2』のあのシーンが再現!オリジナルを知っていれば、さらに楽しめることまちがいなし
『呪怨2』のあのシーンが再現!オリジナルを知っていれば、さらに楽しめることまちがいなし[c]清水崇・東映ビデオ/『呪怨 THE LIVE』製作委員会

これまでの舞台公演の概念を覆すような挑戦的な演出の数々や、映画とは一味も二味も違う恐怖が味わえるライブ感で、身も心も凍り付かせてくれる「呪怨 THE LIVE」。是非ともこの恐怖に挑んでみてはいかがだろうか。「呪怨 THE LIVE」は8月20日(日)まで上演。詳しいスケジュールやチケット情報は公式ホームページをチェックしてほしい!

文/久保田 和馬

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