『キングダム 運命の炎』が連休を制す!前作比110%で3週連続No.1
お盆休みの3連休となった8月11日から8月13日までの全国映画動員ランキングは、快進撃を続ける『キングダム 運命の炎』(公開中)がV3を達成。実写の日本映画が3週連続で1位をキープしたのは、2021年1月公開の『花束みたいな恋をした』(21)以来2年半ぶりのこととなる。
『キングダム』の勢いが止まらない!V3達成で興収32億円&動員227万人を突破
原泰久の人気コミックを山崎賢人主演で映画化した「キングダム」シリーズの第3弾『キングダム 運命の炎』。週末3日間で観客動員40万1400人、興行収入6億200万円と、前週を上回る成績を記録。累計成績では動員227万2000人、興収32億8200万円を突破。前作『キングダム2 遥かなる大地へ』(22)と公開17日目までの成績で比較すると110%の成績で推移している。
一方、公開から5週目を迎えた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(公開中)は、週末3日間で29万9800人、興収4億8200万円を記録し、前週の5位から一気に2位へとジャンプアップ。累計成績は動員249万8000人、興収37億8300万円となっている。
さらにスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』(公開中)も、週末3日間で動員28万8900人、興収4億4400万円を記録して前週の4位から再びトップ3へと返り咲き。累計成績は動員412万5000人、興収62億3500万円に到達。今年のサマーシーズンを代表する作品が軒並み活気を取り戻す結果に。
綾瀬はるか主演作や世界的メガヒット作など、3作品が初登場!
今週も新作タイトルが続々ランクイン。そのなかで最上位にランクインしたのは、ハードボイルド作家の長浦京の同名小説を、行定勲監督が綾瀬はるかを主演に迎え、長谷川博己と羽村仁成(Go! Go! kids/ジャニーズJr.)らの共演で映画化した『リボルバー・リリー』(公開中)。公開初日の時点で、最終興収8.5億円を記録した『孤狼の血 LEVEL2』(21)対比185%のスタートを飾り、興収10億円突破へ向けて視界良好とのこと。
また、全世界で興収10億ドルを超えるメガヒットを記録しているグレタ・ガーウィグ監督×マーゴット・ロビー主演の『バービー』(公開中)は、日本では8位からのスタートに。そして「呪怨」シリーズの清水崇監督がGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとタッグを組んだ新作ホラー『ミンナのウタ』(公開中)は9位に初登場を果たした。
以下は、1~10位までのランキング(8月11日〜8月13日)
1位『キングダム 運命の炎』
2位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
3位『君たちはどう生きるか』
4位『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』
5位『マイ・エレメント』
6位『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
7位『リボルバー・リリー』
8位『バービー』
9位『ミンナのウタ』
10位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
今週は、「DRAGON BALL」などで知られる鳥山明の伝説的漫画を映画化したアニメーション『SAND LAND』(8月18日公開)、“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの短編小説「子取り鬼」を気鋭監督が長編映画化した『ブギーマン』(8月18日公開)などが公開される。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
文/久保田 和馬