「スター・ウォーズ:アソーカ」オビ=ワン、アナキン、アソーカなど師弟関係を描く特別映像

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「スター・ウォーズ:アソーカ」オビ=ワン、アナキン、アソーカなど師弟関係を描く特別映像

ディズニープラスで8月23日(水)より独占配信される「スター・ウォーズ」の実写オリジナルドラマシリーズ最新作「スター・ウォーズ:アソーカ」。「スター・ウォーズ」ではこれまで師匠の“マスター”と弟子の“パダワン”という師弟関係が描かれてきたが、このたびジェダイ・マスターのヨーダとルーク・スカイウォーカーや、後のダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービ、そして本作の主人公である元ジェダイのアソーカ・タノ(ロザリオ・ドーソン)とアナキンなど、師匠と弟子を描く特別映像が解禁となった。

「スター・ウォーズ」では“フォース”と呼ばれる、生きとし生けるものに流れる目に見えないエネルギーが登場する。誰の周りにもフォースは存在するが、フォースを操る者は限られており、フォースの使い手はマスターから厳しい修行を受け、様々なことを学んでジェダイ・マスターへと成長していく。

「スター・ウォーズ」の師弟と言えば、1作目の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)に登場したオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)と若きルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)をはじめ、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(80)のヨーダ(声:フランク・オズ)とルーク、ダークサイドのパルパティーン(声:クライヴ・レヴィル)とダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ)、そして『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)のクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とオビ=ワン(ユアン・マクレガー)、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)のオビ=ワン(ユアン・マクレガー)とアナキン(ヘイデン・クリステンセン)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)のルークとレイ(デイジー・リドリー)、ルークとカイロ・レン(アダム・ドライバー)、「マンダロリアン」シリーズのルークとグローグーなどの関係性が描かれてきた。

そのなかでも本作の主人公であるアソーカの師匠はアナキン・スカイウォーカーであり、アソーカはアナキンにとって唯一の弟子となる。2人はアニメーション作品『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』(08)と「スター・ウォーズ:反乱者たち」に登場し、師弟として信頼関係を築くも、アソーカはジェダイの道を捨て、アナキンは暗黒面に堕ちたダース・ベイダーとなり、直接対決をはたすまでが描かれた。

本作の製作、監督、脚本を務めたデイヴ・フィローニは「『スター・ウォーズ』には、常に偉大な師匠と弟子の関係があります。私がこの物語で語ろうとしているのは、アナキンからアソーカ、そしてその後にも続く師弟関係についてです」と語り、アナキンとアソーカのいまだ知られてない新事実が描かれることにも世界中のSWファンから期待が膨らんでいる。

特別映像では、マンダロリアンの戦士サビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ)がアソーカのことを“マスター”と呼ぶ意味深な台詞が登場。アナキンの弟子だったアソーカが今度は“マスター”となり、新たな師弟関係が描かれていくのかもしれない。フォースを知り尽くすアソーカは華麗な二刀流のライトセーバーを操り、オレンジのライトセーバーを使う悪役ベイラン・スコール(レイ・スティーヴンソン)との戦闘シーンもあるので、ライトセーバー戦にも期待が高まる。本作ではどんな物語が描かれるのか?謎のヴェールに包まれている本作の配信はもうすぐだ。


本作の製作、監督、脚本を務めるデイヴ・フィローニは、ジョージ・ルーカスから絶大な信頼を得ており、劇場新作3本すべての製作総指揮を任された、SWファンからも信頼が厚い人物だ。ジェダイがほぼ残っていない暗黒の時代に、迫りくる恐るべき闇とは一体何のことなのか?アソーカを中心に描かれる誰も見たことがない「スター・ウォーズ」の新たな歴史を刻む超重要作となることは間違いない。全世界待望の「スター・ウォーズ:アソーカ」は8月23日(水)より初回2話が独占配信開始となる。

文/山崎伸子

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