デビュー50周年を迎えても「現役でありたい」。LEOとMANATOが語るBE:FIRSTの過去と現在、未来まで
「僕らは“意外と”、似てるところがあるコンビですね」(MANATO)
――ありがとうございます。ちなみに、今回はお2人でご登場いただいたわけですが、どういうコンビだと思いますか。
LEO「意外と趣味は合うよね?」
MANATO「うん。意外と、プライベートでもよく一緒にいますね」
――“意外と”とは?
LEO「そう思われていないから(笑)」
MANATO「このペアが思い浮かぶことって、あんまりない気がする」
LEO「ね。でも、2人で旅行に行ったこともありますよ」
MANATO「ポッとオフができたけど、プライベートの友だちをいきなり誘うわけにはいかず」
LEO「『そうだ、京都へ行こう!』ということで、関西に行きました。まず京都にご飯に行って、『次の日どうする?』『USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行こうか』ってなって、行きました(笑)。そういえば、その旅行の時に観光した清水寺で、『BE:FIRSTのファンです』っていう修学旅行生の子に会ったんですよ」
MANATO「そうそう!」
LEO「『ありがとうございます』ってお話して。で、次の日にUSJに行ったらなんと、その子もいて(笑)」
MANATO「本当に、修学旅行生と回るコースが一緒だったんです(笑)」
LEO「『あっ!おっす、おっす!』なんて挨拶して(笑)」
MANATO「いい思い出です。そうだ、一緒に本屋にも行ったことあるね」
LEO「うん。お互いに本も好きだし、映画も観るし」
MANATO「“意外と”、似てるところがあるコンビですね」
――個々のキャラクターはどうでしょう。LEOさんは、本作でメンバーから「背負いすぎてしまう」といった旨で表現されることがありましたね。実際はどうですか。
LEO「わりと根がネガティブだし、心配はするんですが、自分の長所でもあると思っています。不安があるから努力できるし、危機回避の脳が働く分、クオリティを担保できる。自分のいい要素だと思って受け入れていますね。それに、映画ではポジティブなこともちゃんと言っていたと思います(笑)」
――MANATOさんは、メンバーを笑わせる楽しい場面がたくさん映っていました。本番に強いところも、ムードメーカーといえるのかなと。
MANATO「楽観的なところはありますね」
LEO「『BE:1』のツアーもそうですけど、MANATOの歌が始まると『きたきた!』って思うんですよね。MANATOの歌がBE:FIRSTのライブを左右していると言っても過言ではないくらい。メンバーみんなのテンションが、MANATOの歌でグワーっと上がってくるんです。ただムードメーカーといっても、役割のような堅いものではないですね」
MANATO「たしかに。『こうしなきゃ』みたいなことは考えていないかも。いい意味でプレッシャーがないんですよ」
LEO「BE:FIRSTはそれがいいんだと思います。7本の柱の上に、BE:FIRSTが乗っかっている感じ。いいところも悪いところも、すべてを思いきり出せるチームですね」