デビュー50周年を迎えても「現役でありたい」。LEOとMANATOが語るBE:FIRSTの過去と現在、未来まで|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
デビュー50周年を迎えても「現役でありたい」。LEOとMANATOが語るBE:FIRSTの過去と現在、未来まで

インタビュー

デビュー50周年を迎えても「現役でありたい」。LEOとMANATOが語るBE:FIRSTの過去と現在、未来まで

SKY-HIがプロデュースする7人組ボーイズグループ、BE:FIRSTの初となるライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』が、8月25日(金)より公開される。本作では、初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」のライブパフォーマンスを軸に、2021年の結成からの歩みをオーディション番組「THE FIRST」当時の映像とメンバーインタビューにて振り返るほか、韓国で撮影された映画でしか観られない「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスを公開。本作は2D版に加え、ScreenX、4DX、4DXScreenでの上映も決定しており、ライブフィルムとしても見応えのある作品に仕上がっている。MOVIE WALKER PRESSでは、メンバーのLEOMANATOのツーショットインタビューを実施。作品の見どころはもちろん、映画館での鑑賞スタイル、2人の関係性やBE:FIRSTの未来について語ってもらった。

「僕たちのパフォーマンスを表の部分だけじゃなく、本質的な部分で見てほしい気持ちもあります」(MANATO)

――今回、映画というスタイルで、ステージの裏側をファンに見せることについてはどう思いましたか?

LEO「僕は、あまり抵抗はなかったです。というのも、“アーティスト”や“芸能人”という職業は、どこか輝いて見えるし、それはいいことなんですけど、なぜか“上”に見られがちなのが僕はすごく嫌で。だって、職業に上下はないじゃないですか。学生を含め、いろんな職業の方がいろんなところで働いて、いろんなところで暮らしているなかで、僕らはどこまで行っても“BE:FIRST”だし。アーティストではあるけれども、映画を通して『一人の人間なんだよ』ということを感じとってもらいたいと思いました。この作品を観て、僕らが音楽やステージと向き合っている部分を知ってもらうことで、『頑張ろう』って勇気づけられる人もいると思うし、アーティストを目指している子や、クリエイティブに携わっている人たちにとっては、もしかしたらなにかのきっかけになるかもしれない。アーティストである前に“人として”という点を重視している自分たちにとって、すごく大事な作品になりました」

ステージ裏でのBE:FIRSTメンバーの姿も捉えられている
ステージ裏でのBE:FIRSTメンバーの姿も捉えられている[c] B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

――MANATOさんはいかがですか?

MANATO「最初に『映画になる』と聞いてしまったから、撮影されていることに緊張する部分はありました。だけどやっぱりアーティストって、プライベートな部分が見えにくいと思うんですよ。そんななかで、僕たちがどんなふうにステージを作ってきたか、どういう姿勢で向き合ってきたかを見られる映画になっているし、僕たちのパフォーマンスを表の部分だけじゃなく、人間的、本質的な部分で見てほしい気持ちもあります。オンの僕らと、オフの僕らはもちろん、“オンに向かっている僕たち”が見られると思いますね」

――皆さん自身も、これまでの歩みを振り返る機会になったのではないでしょうか。

MANATO「はい。あっという間の2年だったなと思っていたんですけど、振り返るといろんなことがあったし、映画を観て『こんなこともあったな』って思うことも多かったです。劇中のインタビューは、ソロで受けたのにみんなが同じことを話していて、横の繋がりや絆、チームの強さをものすごく感じたし、気づかないうちに支えられていたんだなって思いました」

――ライブフィルムとしても見応えある作品ですよね。


『BE:the ONE』は8月25日(金)から公開
『BE:the ONE』は8月25日(金)から公開[c] B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

LEO「僕たち自身はステージ上か映像でしか“BE:FIRST”を見られないんですけど、改めて『このチームかっこいいな』って思いましたね。一つ一つの作品を、自信を持って作っていますから」

MANATO「ステージ上でスタッフさんとコミュニケーションをとりながら、細かな照明のタイミングに至るまで、一緒にライブを作り上げている場面が印象に残っています。ライブが終わったあとのディスカッションを含め、作っている段階って普段は見えないじゃないですか。僕たちがどう考えて、どういう意図でこういう構成になっているのか、それが丸裸になっていると思うので、そこは一番、観てもらいたいところです」

LEO「そして誰かの言葉ではなく自分の言葉で、本心から自分の想いを語っているメンバーは、人としてもアーティストとしてもかっこいいです。そう思えるメンバーがいることを、幸せだなって感じました」


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    3520
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