デビュー50周年を迎えても「現役でありたい」。LEOとMANATOが語るBE:FIRSTの過去と現在、未来まで
「BE:FIRSTはいつまでもオンリーワンでいたいし、憧れられる存在でいたい」(LEO)
――そんな7人の、映画のポスタービジュアルにもなっている後ろ姿のカットはやはり印象的ですね。
MANATO「僕たちのいまはもちろん、過去も見てほしいというメッセージが込められていると思うし、まさにあの言葉(映画のキャッチコピーの『こんな夢が見たかったんだ――』)がハマっていると思います。僕たちが見たかった景色、夢見ていたもの、すべては過去があったからこそだし、あの背中についてきてくれたBESTY(BE:FIRSTファンの愛称)がいたからこそ。BESTYが僕たちに見せてくれたものが1つのコンテンツとして映画になったので、多くの人に届くといいなと思います」
――本編では未来について語る場面もありましたが、デビュー50周年を迎えるころ、チームでなにをしていると思いますか?
LEO「釣りでもしてるんじゃないですかね(笑)。お酒飲んで、どうでもいいことを…昨日も話したような、同じことでずーっと笑って」
MANATO「たしかに、語り合ってるだろうな」
LEO「『じゃあ次、こんな曲作るか』って、やっているんじゃないですかね」
MANATO「うん、現役でありたい」
LEO「多分そのころには、孫世代みたいな子たちが出てくるじゃないですか。『孫たちには負けられん!』みたいなこと言ってそうじゃない?」
MANATO「たしかに(笑)」
LEO「『この歳だから全然やれるっしょ』とか言って。まあ、リリースは年1回ぐらいになってるだろうね(笑)」
MANATO「そりゃあペースは落ちるだろうけど、なんの予兆もなく曲を出して、『こいつら、また帰ってきた!』みたいな扱いをされたい(笑)。まさにあの写真(ポスタービジュアル)みたいに」
LEO「BE:FIRSTはいつまでもオンリーワンでいたいし、憧れられる存在でいたい」
MANATO「こういうふうに年取りたい、と思われたいね」
LEO「背中もさ、だんだんこう、丸くなっていくのかな?」
MANATO「それくらいまで、みんなでやっていたいね」
取材・文/新亜希子