知っていると楽しめる!「スター・ウォーズ:アソーカ」に見る「クローン・ウォーズ」&「反乱者たち」の要素 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
知っていると楽しめる!「スター・ウォーズ:アソーカ」に見る「クローン・ウォーズ」&「反乱者たち」の要素

コラム

知っていると楽しめる!「スター・ウォーズ:アソーカ」に見る「クローン・ウォーズ」&「反乱者たち」の要素

実写化された「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」&「スター・ウォーズ 反乱者たち」の要素

ここからは、登場キャラクターやメカを中心に、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」から引き継がれている要素を追っていこう。

●ジェダイの知識を持つドロイド“ヒュイヤン”
アソーカのサポート役として登場したドロイド、ヒュイヤンは「クローン・ウォーズ」にて初登場。ヨーダよりも古い1000年以上前からジェダイに仕え、膨大な知識を持つヒュイヤンは、幼いジェダイにライトセーバーの作り方を教えていた。かつての経験からか、口うるさい教育係的な口調が特徴となっている。単なる知識を持つドロイドではなく、ジェダイの様々な訓練にも対応できるように隠し腕があり、戦闘能力も備えていることが本作では明らかになった。「クローン・ウォーズ」で演じていたデヴィッド・テナントがそのまま続投しているのもニクい。

1000年以上前からジェダイに仕え、膨大な知識を持つヒュイヤン(「スター・ウォーズ:アソーカ」)
1000年以上前からジェダイに仕え、膨大な知識を持つヒュイヤン(「スター・ウォーズ:アソーカ」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●アソーカの愛機“ T-6シャトル”
劇中でアソーカが愛機として使用しているT-6シャトルの初登場は「反乱者たち」のラストシーン。その時はほんのわずかしか映らなかったが、本作ではアソーカの家として、移動用の足として活躍。翼が航行状態に応じて縦、横に可変するシステムや、居住可能な内部構造なども表現されており、本作のメインビークルとしての存在感をみせつけてくれる。ちなみに、アソーカが通信で使っているコードネーム“フルクラム”は、「反乱者たち」でゴースト・チームに正体を隠して協力していたころから使用しているものだ。

T-6シャトルが本格的に活躍!(「スター・ウォーズ:アソーカ」)
T-6シャトルが本格的に活躍!(「スター・ウォーズ:アソーカ」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

●サビーヌが暮らす惑星“ロザル”
帝国軍が崩壊し、改めて惑星ロザルが解放されたことを祝う式典に、英雄であるゴースト・チームのメンバーとして招かれていたサビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ)。ここで、エズラが解放に尽力した故郷が大きく復興している様子が描かれる。彼女を式典に呼んだ人物は、ロザルの総督であるライダー・アザディ(クランシー・ブラウン)。彼はエズラの両親の同志であり、ゴースト・チームにも協力した人物だ。また、サビーヌが自宅にしているのはかつてのエズラの家であり、デザインも「反乱者たち」を踏襲。飼っている動物は、ロザルを中心に生息するロズ=キャット。「反乱者たち」の劇中にも何度も登場してインパクトを残したモフモフの宇宙ネコが、実写でもイメージ通りに再現されている。消息不明のエズラの姿は、彼がサビーヌに宛てたホログラムメッセージで確認することができる。


サビーヌと暮すロズ=キャット(「スター・ウォーズ:アソーカ」)
サビーヌと暮すロズ=キャット(「スター・ウォーズ:アソーカ」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.
伝説の“元ジェダイ”を目撃せよ!「スター・ウォーズ:アソーカ」特集【PR】
作品情報へ