クロエ・グレース・モレッツからダコタ・ファニングまで…歴代ヒロインで「イコライザー」を振り返る!

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クロエ・グレース・モレッツからダコタ・ファニングまで…歴代ヒロインで「イコライザー」を振り返る!

若きCIA捜査官エマが、マッコールの最後の戦いに加勢!

最新作では、物語の舞台がアメリカのボストンから遠く離れたイタリアへと移る。シチリアでのある事件で負傷したことをきっかけに限界を迎えたマッコールは、アマルフィ海岸の静かな田舎町にたどり着き、町の人々の優しさに触れながら静かに引退を決意。しかしその矢先、イタリアンマフィアによる事件が次々と起こり、町の人々は恐怖に震えるように。怒りを増幅させていったマッコールは、“イコライザー”としての最後の仕事に挑むこととなる。

【写真を見る】デンゼル・ワシントンが19年ぶりに共演したダコタ・ファニングを絶賛「彼女は無限の才能を持っている」
【写真を見る】デンゼル・ワシントンが19年ぶりに共演したダコタ・ファニングを絶賛「彼女は無限の才能を持っている」

本作でヒロイン格となるのは、若きCIA捜査官のエマ(ダコタ・ファニング)。イタリアンマフィアに戦いを挑んだマッコールはCIAに助けを求め、面識のない若いアナリストに電話をかける。そこでつながったのが、デスクワークをしながら上を目指している上昇志向の強いエマだった。謎だらけのマッコールが何者なのか。エマはその真相を突き止めようとする一方で、マッコールの助けを借りながら事件解決に向けて奮闘していく。

エマ役を演じたのは、29歳にして20年以上のキャリアを持つファニング。ワシントンとの共演は、トニー・スコット監督の『マイ・ボディガード』(04)以来19年ぶりとなる。当時から現在まで家族ぐるみで交流のある2人。ワシントンは「彼女の才能は昔から見事なものでした。そして大人になったいま、彼女の才能は一目瞭然で、無限の可能性を持っています」と、ファニングの成長ぶりをうれしそうに語っている。


『マイ・ボディガード』が公開された時、ファニングはまだ9歳だった
『マイ・ボディガード』が公開された時、ファニングはまだ9歳だった [c]Everett Collection/AFLO

一方でファニングは、エマというキャラクターについて「優れた直感力を持ち、どんな細かいことにも気が付く才能があります。彼女はマッコールと似ているところがあると感じ取るのですが、それがなにかははっきりとわからないんです」と説明。さらに「CIAで仕事を始めたばかりの彼女は、このチャンスを掴みレベルアップする道を切り開こうとする。野心的で意欲的で、この機会を自分のプロとしての地位向上だけでなく、人々の役に立ちたいとまで考えているんです」。

『マイ・ボディガード』では“守る側”と“守られる側”として共演したワシントンとファニングが、19年の時を経て共に“守る側”に立って巨悪へと立ち向かっていく本作。ヒロインであるエマの姿にも注目しながら、マッコールの最後の勇姿をその目に焼き付けよう!

文/久保田 和馬

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