「とにかく圧巻!」「これは“命”と“愛”にまつわる物語」『ザ・クリエイター/創造者』を映画ファンが推す理由に迫る
『GODZILLA ゴジラ』(14)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のギャレス・エドワーズがメガホンをとり、AIと人類が繰り広げる壮大な戦いを描くSFアクション『ザ・クリエイター/創造者』(10月20日公開)。舞台は50年後の近未来、AIがロサンゼルスで核爆発を引き起こしたことをきっかけに、US軍を中心とする人類によるAI殲滅戦が開始。高度な兵器を生みだす創造主“クリエイター”を暗殺する任務を受けた元特殊部隊員のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、潜入先で兵器と呼ばれたAIの少女、アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)と出会う。
大迫力かつ美麗な映像や音響がよりダイレクトに体感できる本作。ひと足先に試写会で鑑賞したファンが映画公式のX(Twitter)で実施中の「#ザ・クリエイターが予想を超えてきたキャンペーン」に寄せた感想コメントを引用しながら、本作の魅力に迫っていきたい。
「苦しすぎて涙が出た」誰もが共感できる“家族”や“愛”がテーマの基軸に
SF大作ということでアクションや映像に言及する声が多いなか、「泣ける!」「感動した!」というドラマに対するコメントも目立った。大切な人を失った喪失感を抱えているジョシュアの苦悩、アルフィーとの新たな出会いだけでなく、人類による攻撃にさらされるなか家族や友人を守るために自己犠牲を厭わないAIたちの行動にも胸を締め付けられる…。本作は人類対AIの戦争をベースにしながら、絆や愛が大きなテーマになっている。
「これは“命”と“愛”にまつわる物語。いまの時代にこそ観てほしい今年ベスト級の大傑作」
「人間とAIの戦いを通して、容赦なく描かれる深い人間性や愛が胸に刺さって苦しい。苦しすぎて涙が出た」
「人と人、人とAI。まさに壮大な“愛”の物語でした。種族を超えたドラマと大きな愛に涙が止まらなかった」
「すごく感動した。家族愛やAIと人間の関係が描かれていて、いろんなことを考えながら、考えさせられる映画でした」
「登場人物みな個性的」ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、AI少女の子役にも絶賛の声が!
このようなエモーショナルなドラマを体現したキャスト陣に称賛を送る声も多数。『TENET テネット』(20)などで知られる主演のジョン・デヴィッド・ワシントンに対して、「ギャレス・エドワーズならではの映像に『テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントンのコンビ!最高すぎた!」や「隣の席の方と一緒にボロ泣き。ジョン・デヴィッド・ワシントンの主人公の変化を丁寧に見せる演技が見事だった」。また、人間と戦うAI軍のリーダー、ハルンを演じた渡辺謙にも「AI渡辺謙がめちゃめちゃかっこよかった」、「とにかく圧巻。ストーリー、映像、キャストすべてにおいて予想を超えてきました!本年度アカデミー賞候補かも。謙さんの助演男優賞も」といった言葉が贈られている。
キャストのなかでも特筆すべきは、AI少女アルフィー役のマデリン・ユナ・ヴォイルズ。本作が演技初経験にもかかわらず、軍が執拗に狙う兵器であり、ある理由から彼女を守ると誓ったジョシュアと種族を超えて固い絆で結ばれていく重要キャラクターを見事に演じ切って見せた。「錚々たるキャスト陣、最高でした!本作で俳優デビューの子役マデリンちゃん、将来有望すぎる!」、「アルフィーちゃんの演技から伺える人情の成長に感動!」といった声からも、抑えた感情表現ながら瞳で訴えかけてくるアルフィーの姿に大勢が心を動かされていたことがわかる。
このほか、「映像の迫力がただただすごい…!登場人物みな個性的でアリソン・ジャネイがばりよかった」など、クリエイター暗殺部隊を率いるUS軍大佐、ハウエルを演じたアリソン・ジャネイについてのコメントも見られた。