「濃密な70分」「ツダケン史上最も優しい声」…感想投稿からひも解く「北極百貨店」に行きたくなる3つのポイント
あなたの推しは誰?とにかく愛らしいキャラクターたちがスクリーンで躍動!
本作の魅力を最大限にまで高めているのは、なんといっても可愛らしいキャラクターたち。「北極百貨店の全てが大好きになりました。コンシェルジュさん達・登場人物の動物さん達全てが愛おしい」というコメントからも分かる通り、人間のキャラクターも動物のキャラクターも、主人公から脇役に至るまでみんながみんなどこまでも愛らしく、スクリーンのなかを動き回る。
主人公の秋乃については、「秋乃ちゃんがまっすぐでいい子で……是非見て……」や「秋乃さんのドジっぷりにクスッとしつつも、頑張る姿や、相手のために何かしたいというお客様の気持ちに泣かされる」、「秋乃さんの真っ直ぐでお客様に対しての対応に一生懸命さが伝わってきて、本当に応援したくなりました」など、思わず温かい目で見守りたくなる人が続出。
一方で、そんな秋乃が接客する一癖も二癖もある動物たちについては、
「マンモスのウーリーは、深みのある穏やかさに満ちていて包まれるようでした。あのシーンの温かさに涙が溢れてしまった…」
「ウーリーさん(cv.津田健次郎)さんが穏やかで優しくて切なくてうるっときました」
「クジャクさんは想像以上に愛を囁き カップルでキラッキラでした」
「推しのクジャクさんたちも観れた…」
「キャラクターがみんな魅力的!(特にウミベミンク父娘が好き)」
など、皆それぞれに“推しアニマル”を見つけながら楽しんでいたようだ。
レジェンド声優から元タカラジェンヌまで…豪華ボイスキャストにも注目!
動物たちの声を担当したボイスキャストの豪華さも注目すべきポイントの一つ。「キャストを事前にあまり調べずに観に行ったのですが、クレジットやパンフで演者を知って『え、この人の声だったの!?』って驚いてばかりでした。若手からベテランの声優まで、そして宝塚出身者や落語家の方もいて。楽しく調和している」と、意外な人選に驚くのも本作の魅力で、あえて前知識を入れずに観に行くのも一興だろう。
そうは言ってもここでは、投稿コメントのなかからとりわけ人気を集めていたボイスキャストを紹介しておこう。北極百貨店に展示された美しいガラスの彫刻を作るガラス造形作家のケナガマンモス、ウーリー役の声を担当しているのは、近年実写作品でも活躍が著しい人気声優の津田健次郎。「津田さん史上最も優しい声」や「ウーリーさんの声(津田さん)は、ぴったりで癒やし効果がすごかった…」など、当代きってのイケボに魅了されたという声は数知れず。
また、本作の応援アンバサダーを務めるLiLiCoもインタビューで「すっかり惚れてしまいました」と語っていたクジャクの声を担当しているのは、元宝塚歌劇団の男役スター七海ひろき。しかもその相手役であるクジャク彼女の声は、同じく元宝塚歌劇団で花組のトップ娘役を経験した花乃まりあが担当している。
「表情豊かなキャラクターとぴったりの声大好きな七海ひろきさんのオスクジャク、第一声で友と目を合わせフフッと」
「宝塚ファンの皆様、カイちゃん&かのちゃんのクジャクカップルに要注目!」
「クジャクさんはもう宝塚を見ているようでした」
ほかにも島本須美や入野自由、村瀬歩、寿美菜子、花澤香菜、諸星すみれ、大塚剛央など人気声優たちが動物役として登場。人間キャラクターでも秋乃役の川井田夏海を筆頭に、飛田展男、潘めぐみ、福山潤、中村悠一ら、ベテランから若手まで幅広い声優陣が集結。彼らがどんなキャラクターを演じ、どのように物語に関わってくるのか。目からも耳からも楽しめること間違いなしだ!
文字だけじゃ足りない愛…想いが詰まったファンアートも!
ちなみに公式ハッシュタグには、感想のコメントだけにとどまらず、近年SNSを中心に大ブームとなっている“ファンアート”も多数寄せられている。それもキャラクターの溢れんばかりの魅力が炸裂している本作だからこそ。いずれも観客の熱い想いが伝わってくる、ハイクオリティな仕上がりの作品ばかりだ。