エドガー・ライト監督がカーチェイスでスバルのWRXを起用した理由とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
エドガー・ライト監督がカーチェイスでスバルのWRXを起用した理由とは?

映画ニュース

エドガー・ライト監督がカーチェイスでスバルのWRXを起用した理由とは?

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(08)や『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(11)を手掛けたエドガー・ライト監督が、新作『ベイビー・ドライバー』(8月19日公開)を引っさげて来日。7月31日に都内で開催された記者会見に登壇した。スバルのインプレッサWRXが派手なカーチェイスを繰り広げる本作。エドガー・ライト監督は「日本でも映画をぜひ作りたい」と意欲を見せた。

「これまでもイギリス以外で映画を作ってきたけど、すごく楽しめたよ。だから日本でも撮りたいけど、まずは(日本に合う)物語に出合わないといけないね」。

スバルのWRXの起用については「最初、脚本のなかではトヨタのカローラと書いていたんだけど、スタントチームの方からスバルのWRXを勧められたんだ。前輪駆動車でセダンタイプなので街で見かけるけど、ラリー車と同じような動きができるのでWRXを起用することになった。おかげでスバルファンには大変好評だよ」と述べた。

また、好きな日本映画について「10代の頃、北野武作品を良く観ていた。ジョニー・トー作品などの犯罪ものもよく観たし。いまはロスに住んでいるけどロンドンにいたときの方が外国映画に触れる機会は多かったな。残念ながらロスではあまり外国映画は劇場公開されないんだ。でも、『その男、凶暴につき』(89)、『ソナチネ』(93)、『HANA-BI』(98)は、当時劇場で観たよ」と北野武監督ファンであることを明かした。

『ベイビー・ドライバー』は全米では6月28日より公開され、公開初週の5日間で3000万ドルを記録する大ヒット作となった。天才的なドライビング・センスを買われ、組織の逃がし屋を務める青年“ベイビー”が、運命の女性デボラと恋に落ち、闇の世界から足を洗おうとする。【取材・文/山崎伸子】

作品情報へ

関連作品