福山雅治、役所広司や広瀬すずと“雪降る”レッドカーペットに登場
『そして父になる』(13)の是枝裕和監督と福山雅治が2度目のタッグを組んだ映画『三度目の殺人』(9月9日公開)のレッドカーペットイベントが、7月31日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、是枝裕和監督がドレスアップしてレッドカーペットを歩いた。
黒のスーツでびしっとキメた福山は「ましゃ!」と声をかけられると「ありがとうございます! “ましゃ”と言われると照れくさいんですが」と苦笑い。「みなさんに観てもらえることを楽しみにしてました。今日はよろしくお願いします」と笑顔で語りかけた。
福山と初共演となった役所は「やっと今日、みなさんに観ていただける日が来ました。是枝監督の新たなジャンルの映画ができたと思っています」と力強く挨拶。
髪を1つにまとめあげ、黒にカラフルなラインストーンの刺繍が入ったドレスで登壇した広瀬すずは、斉藤由貴と手をつなぎながらレッドカーペットを歩いた。「是枝監督作は2作目ですが、いままでで見たことのない監督の表情をたくさん見れた作品です」。
斉藤由貴は黒のレース使いが美しいセクシーなドレスをチョイス。「広瀬すずちゃんの首筋のにおいをかぐことができる機会はなかなかないと思いますし、そういう指示をしてくれた監督に感謝の気持ちでいっぱいです」とおちゃめなコメントをして笑いを取った。
本作での印象的な雪のシーンにちなみ、レッドカーペット上にもスノーマシンによる雪が舞い、ゲスト陣も大興奮。この後福山たちは完成披露試写会の舞台挨拶に登壇する。
『三度目の殺人』は法廷を舞台にした心理サスペンス。勝ちにこだわる弁護士・重盛(福山)が、二度目の殺人を犯した容疑者・三隅(役所)の弁護をする。ところが三隅の供述が二転三転し、重盛の心がかき乱されていく。【取材・文/山崎伸子】