永瀬廉、北村匠海から「いい曲」とKing & Princeの新曲褒められ「我々が歌わせていただいています!」と笑顔|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
永瀬廉、北村匠海から「いい曲」とKing & Princeの新曲褒められ「我々が歌わせていただいています!」と笑顔

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永瀬廉、北村匠海から「いい曲」とKing & Princeの新曲褒められ「我々が歌わせていただいています!」と笑顔

本格法廷ミステリー小説を映画化した『法廷遊戯』の公開初日舞台挨拶が11月10日に丸の内TOEIで開催され、永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海、深川栄洋監督が登壇した。

『法廷遊戯』の公開初日舞台挨拶が開催された
『法廷遊戯』の公開初日舞台挨拶が開催された

小説家にして弁護士の五十嵐律人による同名小説を、『白夜行』『神様のカルテ』(共に11年)などの深川栄洋監督が映画化した本作。模擬裁判“無辜ゲーム”の果てに起こってしまった殺人事件をきっかけに、ロースクールの同級生3人の裏に隠された真実が暴かれていくさまを描く。主演の永瀬が初の弁護士役として“セイギ”こと久我清義を演じ、セイギの幼なじみで、殺人事件の容疑者となる織本美鈴に扮するのが、杉咲花。無辜ゲームを主宰する異端の天才で、殺人事件の被害者となってしまう結城馨を北村が演じた。

この日は、上映後の余韻と熱気漂う客席を通って、メンバーが登場。永瀬は通路で一度立ち止まり、2階席の奥まで届くように手を振るなど、真摯な対応を見せて大きな歓声を浴びた。登場時には本作の主題歌であるKing & Prince「愛し生きること / MAGIC WORD」が流れるなかステージに上がったが、北村は「いい曲が流れていましたね」とニンマリ。「よくお気づきで!」と喜んだ永瀬は、「我々が歌わせていただいています。おととい発売されました。よろしくお願いします!」と笑顔でアピールしていた。

【写真を見る】息ぴったりにトークを繰り広げる永瀬廉と北村匠海
【写真を見る】息ぴったりにトークを繰り広げる永瀬廉と北村匠海

いよいよ初日を迎え、主演の永瀬は「やっとという感じ。1年以上前から準備をして、ようやくいろいろな方々に届く日を迎えられたことがただただうれしいです」と感無量の面持ち。杉咲が「ひと足先に映画を観た方々がいろいろな感想を寄せてくださっているのが、自分のもとにも届いていた」と反響の大きさに触れるなか、北村は「この3人がいたから、この映画に出たいと思った」と深川監督、永瀬、杉咲の存在がオファーを受ける決め手だったそうで、「試写を観終わった後に、めちゃくちゃおもしろいですと監督に言った。本当に早く観てほしかった」と手応えを口にしていた。

セイギの幼なじみで、殺人事件の容疑者となる織本美鈴を演じた杉咲花
セイギの幼なじみで、殺人事件の容疑者となる織本美鈴を演じた杉咲花

緊張感の漂う展開が続く本作だが、永瀬が「シーン自体はワイワイという感じではなかったですが、裏ではワイワイ系。ほのぼの会話をしていたよね」と話すように、撮影現場には和やかな空気が流れていたという。北村の撮影日数は5日間だけだったというが、永瀬は「わけわからん話をしていたよね。宇宙がどうとかさ」、杉咲も「博学なので。話が次から次へと派生していって、気づいたら北村劇場のようでした」と続くなど、北村のトークが止まらなかったと回顧。北村は「僕は極力、話さないようにしていた」ととぼけるように否定していたが、永瀬は「5日間とは思えないくらいのしゃべりぶりやから。自覚持って!」とツッコミつつ、「映画の内容からはまったく想像できないくらい、ほのぼのしゃべっていました」と仲よく過ごした撮影を振り返っていた。

殺人事件の被害者となってしまう結城馨を演じた北村匠海
殺人事件の被害者となってしまう結城馨を演じた北村匠海

またステージでは、汗をかいた永瀬がそれを拭うために、2回ほど途中退席する場面があった。北村は「一度はけても大丈夫です」と汗をかく永瀬を気遣い、永瀬は「いいですか」と感謝しながら、ステージ裏へ。その間、北村が「永瀬廉をやります」と永瀬の立ち位置に移動し、「僕が永瀬廉なので、責任を持って答えさせていただきます」と代役を買ってでて会場も大笑い。2度目の退席のタイミングでも北村は同じようにナイスフォローを見せ、2人のチームプレイに会場も大盛り上がりだった。


終始息ぴったりにトークを繰り広げていた永瀬、杉咲、北村だが、深川監督は「このメンバーが、これから日本映画を背負って立つんだろうなと感じていた」と彼らへの信頼度を吐露。永瀬は「僕自身、自分を見つめ直すきっかけとなった作品。この作品がなかったら考えなかったこと、経験がいっぱいあった作品になった。永瀬廉、個人としてもすばらしい、ステキな作品に携わらせていただいたなと思っています」と本作への想いを明かし、拍手を浴びていた。

取材・文/成田おり枝

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