ティモシー・シャラメの美しい歌声響く!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』特別映像が解禁
『チャーリーとチョコレート工場』(05)の工場長ウィリー・ウォンカの若き日々を描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)で、ウォンカ役のティモシー・シャラメが初来日し、熱い歓迎を受けた。シャラメは、ウンパルンパ役のヒュー・グラントほか監督やスタッフ陣とともに、今夜11月20日の夜に開催となる「マジカル・チョコレート・ナイト」に登場予定だが、それに先立ち、彼が演じるウォンカが歌う主題歌「ピュア・イマジネーション」が流れる特別映像が初披露された。
本作は「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー超大作。幼いころから、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見ていたウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。
世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べるという誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間に人々を虜にする。ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられ、さらにとある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパ(ヒュー・グラント)というオレンジ色の小さな紳士も現れる。はたしてウォンカは、無事にこの町にチョコレート店を作ることができるのか?
今回解禁となったのは、ティモシーが歌う主題歌「ピュア・イマジネーション」が流れる特別映像だ。本曲は実写映画化した『夢のチョコレート工場』(71)で工場長のウォンカが招待した子どもたちにチョコレート工場を披露する場面で歌われた名曲で、本作では純粋無垢なチョコ職人のウォンカが“世界一のチョコレート店を作る”という夢を叶えるために奮闘する、希望に満ち溢れた主題歌として生まれ変わる。シャラメは、高い評価を受けた『君の名前で僕を呼んで』(17)をはじめ、グレタ・ガーウィグ監督作『レディ・バード』(17)、ハリウッド映画賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した『ビューティフル・ボーイ』(18)、米アカデミー賞6部門ノミネート『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)、翌年は『デューン 砂の惑星PART2』も控える大作に引っ張りだこのトップスターだ。ハリウッドもうなる演技力で観客に強烈なインパクトを残し世界を魅了してきた彼だが、今回は過去作とはガラッと変わり、クリスマスに贈る魔法と感動にあふれたファンタジー超大作の主人公を演じる。
ウォンカは、亡き母と約束した“世界一のチョコレート店を作る”という夢を追いかけるチョコ職人で、どんな壁が立ちはだかろうとも決して夢を諦めない純粋無垢なキャラクターで、今回は劇中で歌とダンスを披露する。キラキラと弾けた笑顔でチョコレートを作り、歌唱にダンスに観客を楽しませるその姿はいままでに見たことのないシャラメの“新境地”であり、新たな彼の魅力に心奪われること間違いなしだ。さらに今回歌う「ピュア・イマジネーション」のほかにも劇中には一度聴いたら頭から離れない、珠玉の楽曲が次々と登場。心躍る歌と、思わず手を伸ばして食べたくなるようなマジカルなチョコレートも盛りだくさんで、ワクワクと煌めきが詰まった『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に乞うご期待。
そして今夜は、シャラメが「マジカル・チョコレート・ナイト」イベントに登場予定だ。ウンパルンパ役のヒュー・グラント、ポール・キング監督、そしてデイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーのプロデューサー陣も集結し、日本の地で世界最速上映会も開催される。クリスマスに贈る歌と魔法と感動のファンタジ―『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が、日本中をチョコレートの魔法で包む!
文/山崎伸子