マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキー、2024年の漫画コラボの新展開をほのめかす「新プロジェクトのトップシークレット会議に参加しました!」
12月8日から10日までの3日間にわたり幕張メッセにて開催中の「東京コミコン2023」にて、マーベル・コスプレイヤーたちが大集合する「東京コミコンでアッセンブル!マーベル・ギャザリング2023」が9日、「東京コミコン2023」2日目のステージをアツく盛り上げた。
トム・ヒドルストンが登壇したセレブ・ステージの終盤で、ステージにアッセンブル(集合)した、マーベル・コスプレイヤーたち。つづく「マーベル・ギャザリング2023」のステージでは、アベンジャーズ誕生60周年のメモリアル・イヤーにふさわしく、様々なキャラクターに扮したコスプレイヤーたちが、マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキーへの質問コーナーを展開した。
「教えて!C.B.セブルスキー」と題したコーナーでは、事前にマーベルファンから募集した質問をファンを代表してステージに登場しているコスプレイヤーがセブルスキーに直接訊いてみる!というもの。「いつでも準備はできているよ」と回答に前向きなセブルスキーへの最初の質問は「編集長がもし主人公だったら、どのバースに行きたいか」。「行きたいのはたくさんあるけれど…」とステージ上のコスプレイヤーを眺めながら、「スパイダーバースはどうかな?」と回答。会場が盛り上がるなか「新しいユニバースを作るのもいいかも」とも提案。「マーベルのキャラクターとエヴァンゲリオンやガッチャマン、ガンダムがいるのもいいかも!どうですか?」とファンに問いかけると会場は大賛成と言わんばかりの大きな拍手に包まれた。ファンの反応に満面の笑みを浮かべたセブルスキーは「でも、僕はX-MENのファンだから。X-MENのマルチバースもどうかな?」とアイデアが次々と浮かんでいる様子だった。
少年ジャンプ+では「デッドプール:SAMURAI」、「スパイダーマン:オクトパスガール」など、日本でのマーベルヒーローのコミカライズが熱いことに触れ、今後の展開も期待していいのかという質問にセブルスキーは「回答はYES」とニヤリ。会場もステージ上も大いに盛り上がるなか、「集英社、ジャンプ+、最強ジャンプとはとてもいい関係性があります」と話し、「実は東京コミコンの前に、2024年の新しいプロジェクトに関するトップシークレットの会議に参加してきました」と告白。ファンたちの拍手と歓声は止まらなかったが「内容を明かすのはなかなか難しい」とコメントし、「2024年にはアメージングなものが描かれるはず。ここにいるみなさんの誰かが登場するかもしれません!」とコスプレイヤーたちを見渡し、どのキャラクターが登場するのか、期待しながら待つよう呼びかけていた。
コスプレイヤーたちとのフォトセッション前には「みなさんのサポートはとても素晴らしいです。本当にありがとう!」と感謝の言葉を伝えたセブルスキー。短い質問コーナーでも、2024年以降の展開に期待が持てるコメントで会場に詰めかけたマーベルファンの心を掴み、イベントを大いに盛り上げていた。
取材・文/タナカシノブ