ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』が初登場No. 1!ディズニーの歴史とたどる、ヒットの決め手とは - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』が初登場No. 1!ディズニーの歴史とたどる、ヒットの決め手とは

コラム

ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』が初登場No. 1!ディズニーの歴史とたどる、ヒットの決め手とは

『映画あの花』『ウォンカ』がはやくも興収10億円目前!

この12月のサプライズヒットともいえる『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)は、前週に引き続き2位をキープしている。しかも驚くべきことに、2週目の週末成績は動員29万6000人、興収3億8600万円と、どちらも前週比120%の好成績。累計成績では動員77万人、興収9億9700万円と、ヒットの基準となる興収10億円到達が目前まで迫っている。

【写真を見る】“号泣必至”と話題沸騰の『映画あの花』が今週も2位をキープ!動員&興収は前週比120%
【写真を見る】“号泣必至”と話題沸騰の『映画あの花』が今週も2位をキープ!動員&興収は前週比120%[c]2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

一方、前週1位スタートを飾ったティモシー・シャラメ主演の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(公開中)は、週末3日間で動員18万3000人、興収2億8300万円をあげて3位に。累計成績では動員60万人、興収9億2600万円と、こちらも次週末までに興収10億円に到達することが確実となった。

4位には、幼児向けアニメーション「パウ・パトロール」の劇場版最新作『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』(公開中)が初登場。週末3日間の動員は16万6164人、興収は2億1165万円と、前作『パウ・パトロール ザ・ムービー』(21)の最終興収2億9800万円にあっという間に迫る勢い。こちらの記事でも触れた通り、北米をはじめ世界各国では爆発的な人気を誇る「パウ・パトロール」。ようやく日本でも盛り上がってきたようだ。

日本にも“パウパト”旋風がやってくる!?『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が初登場
日本にも“パウパト”旋風がやってくる!?『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が初登場[c] 2023 Paramount Pictures. All rights reserved.

そしてスタジオポノックの長編アニメーション第2作となる『屋根裏のラジャー』(公開中)は9位に初登場。少女アマンダの想像から生まれた“イマジナリ”の少年ラジャーが、運命に立ち向かう大冒険に出る姿が、スタジオポノックの代名詞でもある美麗な手描きアニメーションによって表現されていく。IMAXなどのラージスクリーンフォーマットでも上映されており、映像美を堪能するにはもってこいだ。


また、公開7週目で5位をキープした『ゴジラ-1.0』(公開中)は、累計成績で動員287万人、興収44億円を突破。6位となった『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(公開中)は、公開31日間で動員97万3222人、興収13億8566万7690円と発表されており、累計動員数はまもなく100万人の大台に突入する。

スタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』は9位スタートに
スタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』は9位スタートに[c]2023 Ponoc

以下は、1~10位までのランキング(12月15日〜12月17日)

1位『ウィッシュ
2位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
3位『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
4位『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
5位『ゴジラ-1.0』 
6位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
7位『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』
8位『窓ぎわのトットちゃん』
9位『屋根裏のラジャー』
10位『首』


今週末は、社会現象を巻き起こした人気アニメの初の劇場版作品となる『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(12月22日公開)、役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた『PERFECT DAYS』(12月22日公開)、世界的大ヒットシリーズの前日譚が描かれる『ハンガー・ゲーム0』(12月22日公開)などが公開を控えている。


文/久保田 和馬

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